iPhoneユーザーの中でも、「iPhone8」をまだまだ使い続けている方は非常に多いです。
そんな方の中には「iPhone8はいつまで使えるんだろう…」「古い機種をこのまま使っていて大丈夫なんだろうか?」と疑問に感じている方も少なくないのではないでしょうか。
当記事では、2024年9月の今でもiPhone8は現役なのか、iPhone8はあとどれくらい使っていけるのか、iPhoneを長く使っていくためのコツといったことをご紹介していきます。
iPhone8は、2017年9月22日に発売されたAppleのスマートフォンです。
先代機から受け継がれたデザインと耐水性能を備えつつ、カメラやCPUなどの性能を向上させたモデルとして登場しました。
iPhone 7とのデザイン上の差異としては、背面がガラス製のパネルとなっていることです。
この変更はQi規格のワイヤレス充電に対応するためで、iPhoneシリーズで初めてワイヤレス充電が使えるようになったのもこのiPhone8からとなっています。
2020年4月15日にiPhone SE(第2世代)が正式発表され、Apple StoreやApple Storeオンラインでは販売終了となりました。
しかし2024年9月現在でも、iPhone8を使い続けているユーザーは多いと言えます。十分な性能を持っていて、最近のiPhoneにはない指紋認証とホームボタンを備えていることから、「iPhone8から買い替える必要がない」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。
発売から7年が経過しているPhone 8ですが、結論からいうと『2024年現在でも、まだまだ現役で使っていけるモデル』だと言えます。
iPhone SE(第2世代)やiPhone SE(第3世代)などの後継機が登場してからApple Storeでは販売終了こそしていますが、2024年現在でも中古市場ではコストパフォーマンスの高さから人気を博しているのがiPhone8です。
ここからは、iPhone 8がどのような理由で現役として使っていけるのか、今後どれくらいの期間使えるのかということについて解説していきます。
iPhone8は2023年9月にリリースされたiOS17はサポートされませんでした。そのため、iPhone8の最後のiOSバージョンはiOS16ということになります。
最新のiOSがサポートされなくなるデメリットは、「最新の機能が使用できなくなること」です。毎年9月にiOSの大きなアップデートがあり、そのたびに様々な新機能が追加されますが、今後iPhone8はこれらの新機能を利用することはできません。
iOSのセキュリティアップデートは、iPhoneを不正なソフトウェアやウイルスから守るためのアップデートです。セキュリティ脆弱性がアップデートにより改善されることで、iPhoneを安心して使うことができます。
iOSのサポートが終了しても、セキュリティアップデートは継続される場合がほとんどです。
販売終了から7年程度はアップデートが続く事が多く、2020年販売終了のiPhone8は2027年頃までセキュリティアップデートが継続する見込みとなっています。
Appleでは、販売終了から5年以上7年未満のiPhoneを『ビンテージ製品』、販売終了から7年以上が経過したiPhoneを『オブソリート製品』と呼んでいます。このうち、『ビンテージ製品』はAppleの修理部品の在庫がなくなると修理サポートが終了となります。その後、『オブソリート製品』になってしまうと、正規店での修理サポートが一切受けられなくなります。
iPhone8は2025年9月にビンテージ製品に登録される見込みで、その後はApple正規修理サポートが受けられなくなる可能性があります。
iPhoneの修理サポートは、Apple正規修理店だけでなく街中のiPhone修理店があります。
いわゆる『非正規修理店』と呼ばれるお店ですが、こういったiPhone修理店では正規サポートが終了したあとも修理サービスを継続している場合がほとんどです。
例えば、2024年9月現在でもこういったiPhone修理店では2014年に発売されたiPhoneでも画面修理やバッテリー交換が可能です。
もちろん正規店ではないため、修理店ごとの評判などをしっかり調べてから利用する必要はありますが、2030年頃までiPhone8の修理が受けられる可能性は十分あります。
一つ前の章では、iPhone8が既にiOSサポートが終了。そしてApple正規修理サポートも2025年には終了すると説明しました。
しかし、iPhone8は今後使えなくなってしまうのかというと、まったくそんなことはありません。
iPhone8がサポート終了後にも使える3つの理由を詳しく説明します。
①iOSのセキュリティアップデートは継続される
②十分なスペックがあって、日常使用では特に困らない
③正規修理サポート終了後も非正規店で修理やバッテリー交換ができる
先ほども説明した通り、iOSのセキュリティアップデートは2027年頃までは継続される見込みです。iPhoneをウイルスなどから守ってくれるアップデートが続く限りは、iPhoneを安全に使用することができます。
iPhoneの動作速度などを決めるチップセット(CPU)ですが、iPhone8は「A11 Bionic」というチップを搭載しています。A11 BionicはiPhone Xも同じチップを搭載しており、最新のiPhone 16シリーズが搭載する「A17 Bionic」と比べると6世代のギャップがあります。
とはいえ、A11 Bionicは2017年当時のハイエンドチップですので、2024年でも十分通用します。3Dゲームアプリなど高負荷な動作は比較的苦手ではありますが、SNSやブラウジングなどの日常的な使用では非常に快適な動作が可能です。
今後ともiPhone8を使っていても、性能面で物足りないと感じることはあまりないと言えます。
また、iPhone 8には、昨今のiPhoneには不採用となっているホームボタンとTouch ID(指紋認証)が備わっています。以前からiPhoneを使い続けている方の中には、ホームボタンの使いやすさが好きでiPhone 8を使い続けているという方も多いのではないでしょうか。
指紋認証の速度も高水準なため、ストレスを感じることなく使用することができます。
販売終了から5年以上が経過したiPhoneは、Appleが指定する「ビンテージ製品」となり、Appleが提供している正規修理サポートを受けられなくなってしまいます。
iPhone 8 / iPhone 8 Plusが販売終了したのはiPhone SE(第2世代)が発表された「2020年4月15日」ですので、そこから5年数えた「2025年4月」までは正規修理サポートを受けることができると考えられます。
また、街中のiPhone修理店などいわゆる「iPhone修理店」などでも、iPhoneはほとんどの店舗が修理を取り扱っています。
このようなiPhone修理店は2012年発売のiPhone 5でも画面修理やバッテリー交換を請け負っているところが多くなっていますので、iPhone 8は当分修理で困ることはないでしょう。
ここまで紹介してきたように、iPhone8は今後も不自由なく使うことができると言えます。
しかし、性能に問題がなくてもiPhoneの経年劣化によって使用に支障が出たり、壊れてしまうケースも考えられます。ここからは、iPhone8を長く使っていくために知っておくと便利な工夫をご紹介します。
iPhoneに搭載されたバッテリーは、放電→充電のサイクルを繰り返すことでどんどん劣化していきます。
画面割れや傷などに気を付けて大切にiPhoneを使っていたとしても、バッテリーの経年劣化だけは防ぐことができません。
バッテリーが劣化するとiPhoneにとってさまざまな悪影響がありますので、バッテリーの持ちが悪くなってきたと感じたら、早めにバッテリー交換を実施しましょう。
iPhoneを充電するときに用いるLightningケーブルと充電器はなるべくApple純正のものを使用するようにしましょう。
サードパーティ製の製品も多く販売されていますが、電圧などがiPhone向けに最適化されているものでなければ、iPhoneの基板部品やバッテリーなどに負担をかけてしまう可能性があります。
特に百円ショップやネットなどで購入できる非純正品のケーブルと充電器はそれ自体が壊れやすく、さらにiPhoneの寿命を縮めることに繋がりますので、なるべく避けたほうが無難です。
特に中古でiPhoneを購入した際にはケーブルが同梱されていないといったことも考えられますので、注意しましょう。
言うまでもありませんが、iPhoneは地面に落としてしまうなどの強い衝撃に弱くなっています。
特にiPhone 8は、落下時に背面のガラスが割れてしまうといったことが非常に多いです。
画面割れを防ぐための画面保護フィルム、強化ガラスフィルム。
背面割れとカメラレンズカバー割れを防ぐための背面ケースをしっかり装着して、万が一iPhoneを落としてしまったときの保険にしておきましょう。
iPhoneに入れているアプリや写真、連絡先などのデータは、必ずiCloudかiTunesでバックアップを作成するようにしましょう。
「iOSアップデートの失敗」や「リンゴループ」など、iPhoneのデータが消えてしまいかねないトラブルはそこかしこに転がっています。
大切なデータを守るためにも、データバックアップは面倒でも取っておくといざというときに安心です。
2024年現在も中古iPhone市場では人気のiPhone 8ですが、その人気ぶりの通り、今から購入しても遅いということはありません。
それどころか、中古でiPhoneを購入するときに選択肢に入れたいほどiPhone 8はオススメの機種です。
中古でiPhoneを購入するときの選び方として、iPhone 8をiPhone XRやiPhone XSと比較した記事がございますので、こちらもあわせてご覧ください。
【中古iPhoneのススメ 2021年狙い目のiPhoneはどれ?】
iPhone8から他の機種に乗り換えたいけどタイミングがわからないという方向けに、iPhoneを買い替えるタイミングを紹介します。
iPhone8を使っていて、「バッテリー持ちが悪い」と感じられたら、それはバッテリーが劣化しているサインです。iPhoneのバッテリー劣化が気になってきたら、iPhoneの買い替えを検討してもいいかもしれません。
バッテリーの劣化度合いを示す『バッテリー最大容量』を「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」で確認する事ができます。
バッテリーの劣化状態を示す値で、一般的に7~8割程度になった段階で交換が推奨されています。機種変更を検討されている場合には、このようなバッテリーの劣化具合も交換タイミングの目安にしてみてください。
気になる最新機種のiPhoneが発売されるタイミングで買い替えるのもいいかもしれません。
iPhoneは毎年9月に新機種が発売されるほか、たまに4月のタイミングで「iPhoneSE」シリーズが発売されます。これらのiPhoneが発売されたタイミングでiPhone8から乗り換えるのがおすすめです。
先ほど紹介した通り、iPhone8は2025年9月にApple正規修理サポートが修理する見込みです。2025年9月には新しいiPhoneシリーズが発表・発売されると見られますので、そのタイミングで最新機種に乗り換えるのもいいかもしれません。
ただし、iPhone8はiPhone修理店なら修理サービスを継続して受けられますので、非正規修理でも問題ないという方はiPhone8をそのまま使い続けても全く問題ないでしょう。
「iPhone8も気に入っているけど新しい機種も気になる・・・」という方もいらっしゃるかと思いますので、機種変更する際のオススメ機種を3つ紹介いたします。
iPhone16は駆動時間が最大20時間あり、iPhone16ProMaxに至っては最大29時間ビデオ再生が可能です。
バッテリーは消耗品ですので駆動時間と充電サイクルは使用方法と設定によって異なりますが、iPhone8の稼働時間は最大13時間なので、充電の持ちには大きな差があります。
また、iPhone8は「A11 Bionic」に対し、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」には「A18 Bionic」、「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」に関しては、あらたに「A18 Pro」が搭載されました。これらのプロセッサーは処理速度が優れており、iPhone8よりも重い処理でもサクサク進めることができ、快適に使うことができます。
また、カメラの性能も大幅に向上しており、よく写真や動画を撮影する方は、iPhone8からiPhone16に機種変更すると、画質の良さに感動できるかもしれません。
背面がアルミボディとガラスボディという違いがありますがどちらも4.7インチのディスプレイで片手操作がしやすい大きさになっており、サイズが同じなので新しくスマホケースを買い替える必要もありません。
CPUはiPhone 14と同じ「A15 Bionic」が搭載されているのでグラフィックゲームも快適に遊ぶことができます。
iPhone SE(第3世代)は「廉価版iPhone」の位置づけで、これだけスペックが高いにも関わらず価格が62,800円〜とお手頃なのが特徴で、比較的安価な値段で購入できる点も買い替えしやすい理由です。
ダイワンテレコムでiPhoneSE3(第3世代)の販売価格をみる
ベーシックモデルの「iPhone13」、上級モデルの「iPhone13 Pro」、大画面最上級モデルの「iPhone13 Pro Max」と小さいサイズの「iPhone13 mini」と4モデルのラインナップとなっています。
とくに「iPhone13 mini」は512GBの大容量でありながら、コンパクトなサイズ感でオススメです。
iPhoneはAndroid端末みたいにSDカードにデータを入れ、用途によって使い分けるということが出来ないのでこまめに不要なデータを消さない限りiPhone本体にデータが増え続けてしまいます。
また、iPhoneのデータ容量を圧迫するのは写真や動画だけではなく、SNSのキャッシュやスマホゲームも日に日に容量を圧迫していきます。
残りの容量がほとんどない為iOSのアップデートができず、泣く泣くデータやアプリをアンインストールした…という経験があるのであれば、大容量モデルの購入がオススメです。
iPhoneを買い替えされる際には、古いiPhoneを販売することも検討してみてください。
ダイワンテレコムではiPhoneの買取を店頭、郵送どちらでも対応しています。
バッテリーが劣化したiPhoneやキズついたiPhoneでも高額査定しておりますので、まずは詳しい買取金額をご確認ください。
iPhoneを長く使い続けるにはバッテリー交換を定期的に行うのがおすすめです。
もしバッテリー交換をどこですればいいか分からないときには、iPhone修理ダイワンテレコムをぜひご活用ください。
日本全国50店舗で展開しており、いずれの店舗でも豊富なiPhone修理経験のあるスタッフが「データそのまま」でバッテリー交換を最短30分でご案内いたします。
また、バッテリー交換だけでなく画面割れ修理・水没修理などもお取り扱いしておりますので、お使いのiPhoneでお困りの際には、お近くのiPhone修理ダイワンテレコムまでお気軽にご相談ください。
◆ダイワンテレコムのバッテリー交換について詳しく知りたい方は…
「iPhone 8はまだまだ現役で使っていける」という記事でした。
ここまでの要点をまとめてみます。
・3Dゲームなど高負荷は苦手ながらも、SNSには十分なスペック
・iOSアップデートは2023年9月で終了、でもまだまだ使える!
・ホームボタンとTouch IDが人気の秘訣
・中古市場でも人気!2024年の今買っても問題なし
・それでも新しいiPhoneに機種変更したい場合のオススメ機種
・iPhone 8のバッテリー交換ならiPhone修理ダイワンテレコムへ!
今現在iPhone 8を使っているという方は、新機種に惹かれるものがない限り無理に買い替える必要はないかと思われます。
バッテリーの状態などに気を付けて、できるだけ大切に使っていきたいですね。
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