iPhoneが充電出来ない時の対処方法とは

iPhoneの充電をする際に理解しておきたいのはiPhoneに搭載されている
バッテリーになります。
バッテリーは電池、起動をし使用するためには必ず必要になる動力源です。

一般的にバッテリーというのは一回で使用できる容量が決まっています。
これはiPhoneだけでなく、電源を搭載しているような機械は大抵中にバッテリーが搭載
されており、使い切れば充電しまた使用するというサイクルです。

iPhoneに搭載されているバッテリーは”リチウムイオンバッテリー”と呼ばれています。
iPhoneだけでなくモバイルバッテリーに搭載されているものはリチウムイオン電池を採用しており、
これは繰り返し使える充電式の電池のひとつです、
他の電池の素材よりもエネルギー密度に優れていて、同じ体積のニッケル水素電池と比べ1.5倍近い充電容量があります。
しかしリチウムイオン電池は自己放電という特性を持っています。
これは端末を使用していない状態でも電池の容量そのもものが徐々に減ってしまいますので、
充電が切れた状態での放置が長く続くと、電池の負極に用いられている銅箔が溶け劣化を促し、最終的には充電できない状態にまでなってしまうこともあります。
これにより起動不良や基板破損に至るというiPhoneも少なくありません。
iPhoneを定期的に充電する必要があるのは、こうった症状を防ぐためでもあります。

バッテリーの仕組みが分かったうえでiPhoneが充電できなくなってしまった理由は以下の
症状などがあります。

バッテリーの容量が空になった

上述したように、iPhoneのバッテリーはリチウムイオン電池のため元々の使える容量は
決まっています。
0％から100％まで使い切り満充電をすると1サイクル、それを約500サイクル超えると
バッテリーの劣化が急激に早まり徐々に使える時間も短くなってきます。
このような場合はバッテリーを交換すれば基本改善できます。

充電ケーブルが断線している

見落としがちなのがiPhoneを充電する際に使用する充電ケーブルの断線です。
iPhoneは15シリーズ以前のものがLightning USBケーブルというものを使用していました。
AndroidではCタイプと呼ばれるケーブルですが、iPhoneはこのUSBケーブルを使って充電もしくは
ワイヤレスの充電が多用されています。
しかしケーブルも長く使えば劣化を起こし、角度によって断線しやすい細い形状をしています。
ケーブルを挿しても一瞬しか反応せず、iPhoneを傾けて充電をされる方は一度ケーブルが断線していないか、
劣化をしていないか買い替えていただくと解決することがあります。

充電口が詰まっている

こちらも気づくづらい点ではあります。
ケーブルを挿すと、何かに押されているような感覚はありませんか？
USBケーブルの銀色の位置までしっかりと入っていますか？
iPhoneの充電口はLightningコネクタ、Lightningポートとも呼ばれています。
ケーブルが入るくらいの穴のサイズがあるため、水や汚れが溜まりやすい箇所です。
付着した埃が奥で固まり、どんどん溜まっていくことで塊になってしまい結果
ケーブルが奥まで入らず充電できなくなります。
普段は空洞になっていますので、ライトなどで照らしてみるとすぐに溜まっているか確認できます。

水が付着した

iPhoneの充電口に水が入ると、画面表示に以下の文が表示されます。

”Lightningコネクタで液体が検出されました”

充電をせず、乾くまでまっていただくと改善ができますが充電口には細かい端子が
並んでいるので状態によっては腐食や錆が発生し、ケーブルが認識しなくなるという症状があります。

充電口が故障している

いずれにも該当せず、充電ケーブルを挿しても充電が増えない、角度をつけなければ反応しない。
このような場合は充電口が故障している可能性があります。
何百回、何千回と充電をしますのでケーブルの抜き差しを繰り返し中の端子が痛んでしまいます。

充電口を掃除する

充電口の中に埃や汚れが溜まっている場合は定期的に掃除が必要です。
しかしピンセットや綿棒などで強くガシガシと擦ればあっという間に充電口は
壊れてしまうので、なるべく丁寧に傷をつけないようにしながら取り出してください。

充電口を交換する

画面やバッテリー同様、iPhoneの充電口も交換することができます。
交換をすると以下のような問題が改善できます。

• 充電ケーブルが反応しない、充電できない
• 通話中に自分の声が相手に聞こえない

充電口の交換依頼は主にこの二つが多く、充電口には自分の声を拾い相手に
届けるマイクがあります。
iPhoneで通話する際に口元は画面の下側付近で会話していると思いますが、声を拾う箇所も
同じく下側だからです。

こちらは『iPhone13』の充電口交換、それを分解している途中のものです。

費用は13,000（税別）

作業時間はおおよそ1時間30分～2時間程度、当日でお返しも出来ます！

こちらは『iPhone13』の充電口交換、それを分解している途中のものです。

費用は

作業時間はおおよそ1時間30分～2時間程度、当日でお返しも出来ます！