iPhoneのロック解除を失敗してしまった！時の対策

そして、自分の中で思い当たるパスワードを入れてみる。
パスコードの入力を失敗する。
繰り返し間違えていると入力に可能な時間がどんどんながくなります。
6回失敗すると1分間入力が出来なくなります。
7回失敗で5分間。
8回失敗で15分間。
9回以上の失敗で1時間入力が出来なくなります。
設定によりけりですが、11回目の失敗でiPhoneが使用できなくなってしまうセキュリティが発動します…。
なんでそんなセキュリティがあるのかといいますと、盗難されたときのAppleが用意している防犯システムなんです。
パスワードを忘れることによって、自分のiPhoneの防犯システムが自分自身に牙を剥くわけです。

防犯システムが作動したiPhoneの画面には「このiPhoneは使用できません」という文字が出てきます。
緊急電話以外なにも操作できません。
この画面出てきてiPhoneが使用できないと焦りますよね。
修理屋に持っていけば直してもらえる！と思って当店にも修理依頼でご来店いただくことが多々ございます。
この状態なのですが・・・当店でもどうにもなりません。
どこかしら壊れたわけではなくシステム的な問題なのでどうしようもないのです。
ちなみに、ご契約されているキャリアや正規のApple修理店に持っていかれた場合でも「どうにもなりません」と言われてしまいます。
Apple側もユーザーが決められたパスワードはわかりませんと言わざるを得ないのです。
自力で思い出してくれと丁寧に言われることでしょう…。

この問題ですが、iPhoneを復活させる方法が何通りかあります。

①iTunesを使って解除する
これは事前に同期をしておかないといけない方法です。
iPhoneと同期したiTunesの入ったPCがあればすぐに解除できます。
防犯システムが作動しているiPhoneを、iTunesを起動しているPCにつないで復元すれば戻ります。
パスコードは解除されて、最新のバックアップを取ったデータでiPhoneを復帰させることができるんです。
ただ、バックアップを取った情報に戻るのでバックアップを取った以降のデータはなくなってしまいます。

②iCloudを使って解除する方法
これはApple IDと「iPhoneを探す」がONになっていないと必須条件です。
iCloudを経由してロックを解除する方法です。
こちらも①と同じでPCを使います。
ですが、iTunesで同期している必要はありません。
これの条件は「iPhoneを探す」機能がONになっていることです。
PCを使ってiCloudページを開いて、Apple IDとパスワードを入力しログイン。
ログインした後に「全てのデバイス」からロックしたいiPhoneを選択！
「iPhoneを削除」を選択します。
ログインした後に「全てのデバイス」からロック解除をするiPhoneを選択し、「iPhoneを削除」をクリックしてください。
後は表示された案内にしたがって操作を進めます。
操作を進めていければこれでiPhoneは初期状態に戻りロック解除されるわけです。
iCloudに残っていた情報を元にデータの復元もできます。
ですが、こちらもバックアップを取った以降の情報は失われてしまいます。

③リカバリーモードを使う
まずPCでiTunesを起動します。
そして、ライトニングケーブルをPCに接続。
次にiPhoneの電源を落とします。
電源を落としたiPhoneのホームボタン(下の丸いボタン)を押しながらライトニングケーブルに接続します。
iPhone7は音量を下げるボタンを押しながら、iPhone8は音量上げるボタンを押しながらとなります。
※この時にずっと押し続けてください！
そうすると、iTunesにiPhoneの復元を促す文字が出てきます。
復元をすると工場から出荷する状態に戻るんです。
はい、データは全部消えてしまいます。
データが消えてしまっても、iPhoneがもう一度使える喜びに勝るものはないと思います…！
この後ですが、初期設定画面でアクティベーションロックがかかっている場合はAppleIDとパスワードを入力する必要があります。

ここでAppleIDを忘れてしまっていた場合…自分のAppleIDがなんだったのか思い出していただかなければいけないのです。
思い出せるまでは永遠と入力することに…。
iTunesに接続した場合はAppleIDの頭文字は出てくるので、それをヒントに解いていただくことになります。

AppleIDは覚えているけどパスワードを忘れてしまった！という時はAppleIDが分かっていれば変更が出来るので解決はしやすいかと思います。

AppleIDをまったく思い出せない場合はiPhoneさんとサヨナラ バイバイしないといけなくなります。
そうなる前にメモに書いて自分の分かりやすいところに管理しているほうがいいかもしれませんね。

パスワードをすでに忘れている方は絶対に電源を切らない・充電をかかさず行うがベストです。

そうなる前にPCを持っているならバックアップを取っておいてください。
そうすればパスコードロックにかかったiPhone復元をした場合でもすぐに復活する事が出来ます。
アプリを入れたりとする場合は細かく同期更新をすれば大丈夫です。

ゲームアプリは引継ぎをしないとダメな場合もあるので、自分がやっているゲームアプリの引継ぎコードも確認している方がいいかもしれませんね！

iPhoneのロックナンバーやAppleIDとパスワード。
この3つは自分で覚えているのが一番ベストだとは思います。
しかし、覚えていても自分が分かりやすいようメモって管理するのがベストなのかもしれませんね。

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