バッテリーの節約！

皆様のiPhoneにはたくさんのアプリがインストールされていることでしょう。それらのアプリは、バックグラウンド処理が行われるものが多く存在します。

バックグラウンド処理とは、操作中ではないアプリがデータ処理や自動更新をするものです。バックグラウンド処理が必要なアプリの代表といえば、LINEやメールです。バックグラウンドで受信したメッセージをチェックし、通知をしてくれます。

ですが、常にバックグラウンド処理を必要としているわけではないアプリも多いのです。例えばニュース記事アプリや天気予報アプリ。これらのアプリは設定にもよりますが、新着情報が入ると通知が入るようになっている場合、常にバックグラウンド処理を行っています。

このように連絡手段に必要なアプリ以外は、自動更新の設定をオフにしてみましょう！

まずバックグラウンド処理を実行しているアプリを確認します。

「設定→バッテリー」の順にタップ。下にスクロールすると、「App毎のバッテリー使用状況」のリストがずらっと並んで出てきます。小さい青文字の「アクティビティを表示」をタップ。その中「バックグラウンド」と表示されているものは、バックグランド処理をしている時間も表示されています。

次はバックグランド処理の設定を変更していきましょう！

「設定→一般→Appのバックグラウンド更新」をタップ。すると、先ほどのようにアプリがずらっと並んで出てきます。その一番上の「Appのバックグラウンド更新」をタップして「オフ」か「Wi－Fi」に切り替えます。「Wi－Fi」を選択した場合は、必要としないアプリの自動更新をオフにします。

この時にLINEやメールなどの、バックグラウンド処理を行ってくれないと困るものは切らないように注意しましょう！

モバイルデータ通信は、意外とバッテリーを消耗しているので、これだけでもバッテリーの持ちを実感できる方も多いでしょう♩

メールのプッシュ通知とは、受信した瞬間に「ピコン」と通知してくれるあれのことです。当たり前に使っているプッシュ通知だと思いますが、常にサーバーと通信している状態であるため、もちろんバッテリーの消耗をしてしまいます。

「設定→パスワードとアカウント→データの取得方法」をタップします。一番上にある「プッシュ」をオフにします。そしてその下の、各アカウントの「フェッチ」か「手動」かを設定していきます。

フェッチとは、一定間隔か手動でメールの受信を確認する仕組みのことを言います。そしてどのくらいの感覚で受信を行うのか選択しましょう。もちろん時間間隔が長いと通信をする頻度が少なくなるためバッテリーの消費も抑えられるでしょう。

自動とは、充電中やWi－Fiに接続しているときのみ新着メールを受信する設定のことです。モバイルデータ通信の環境下では受信しないので、フェッチよりもバッテリーの消費が抑えられますね！

自動ロックとは、一定時間iPhoneを操作しないことで自動的にロックがかかり、スリープ状態になる機能のことです。

時間は「３０秒、１分、２分、３分、４分、５分」の６段階あり、「なし」まで選択できます。

「設定→画面表示と明るさ→自動ロック」をタップし、好みの時間を選択します。普段から用事が済んだら必ずロックをする、という癖がしっかりついている方でも、うっかり画面が付きっぱなしのままになっていてiPhoneがとても熱を持ってしまった、ということもあるので、しっかりと自動ロックの時間を短めに設定しておくことをお勧めします♩

この他にも、「低電力モード」をオンにしておけば、自動ロックが３０秒でかかるようになっています。バッテリーが減ってきたとき、２０％と１０％のときに通知が来ますが、いつでも低電力モードに切り替えが可能なので、バッテリーの消費を目的に設定しておくのもいいですね！

「設定→バッテリー」をタップし、一番上の「低電力モード」をオンに設定しましょう。

他にもいろいろな方法がありますが、今回はモバイルデータ通信を抑えることを中心に簡単な設定をご紹介いたしました♩

モバイルデータ通信は、当たり前のように使用していると思います。１回１回がものすごいバッテリー消費につながっているわけではありませんが、一日を通してみると、塵も積もれば山となる・・・ということですね。

皆様のiPhoneライフが、少しでも快適になりますように♩