iPhone修理ダイワンテレコム梅田店です。
Appleが発売するワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」について、使用中にノイズ音・雑音が発生したり、最大の売りであるアクティブノイズキャンセル機能が正常に動作しないなどの問題が多く報告されています。
これらの問題について、Appleは現地時間5月5日に公式サポートページを公開しています。
AirPods ProはAppleが2019年10月28日に発売したワイヤレスイヤホンです。
「AirPods」のハイエンド版と位置付けられており、周囲のノイズを消す「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載していることが最大の特徴です。
AirPodsよりも没入感を得られるようになったAirPods Proですが、使用中に雑音やノイズ音・クラック音が生じることがある問題がユーザーから指摘されていました。
Appleはこの度この問題の解決方法を記載したサポートページ、「AirPods Proがパチパチというノイズ音を出すときには」を公開しています。
当該のサポートページでは、AirPods Proからノイズ音が聞こえる場合には以下の方法を実行すると案内されています。
1. AirPods Proが接続されているiPhone、iPad、iPod touch、Macに最新のソフトウェアがインストールされているか確認する。
最新のソフトウェア(iOS、iPadOS、MacOS)がインストールされていない場合、接続したAirPods Proに問題が発生する可能性があるとしています。
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2. 接続したデバイスが近くにあり、AirPods Proとデバイスの間に電波を干渉する障害物がないことを確認する。
Bluetooth接続で使用する電波を妨げるものがあると、問題が発生する可能性があります。
3. 問題が発生したのとは別のアプリの音声を聞き、アプリ自体が問題を引き起こしていないか確認する。
AirPods Proではなく使用しているアプリに問題がある可能性が考えられるため、複数のアプリで問題が起こるか確認します。
上記の手順で問題が解決しない場合は、Appleのサポートに問い合わせるように案内されています。
AirPods、AirPods ProはiPhoneなどデバイスとの通信にBluetooth接続を使用しているため、状況によってBluetoothの信号が干渉を受けて接続が不安定になる場合があると公式サポートページで説明しています。
また、公式サポートページに記載はありませんが、問題の発生したAirPodsおよびAirPods Proの接続を一度切り、再度接続しなおすことで改善がみられる場合もあるようです。
2019年11月14日に行われたAirPods Proのファームウェアアップデート後から、「アクティブノイズキャンセリング機能がうまく機能しない」と多数のユーザーから報告が上がっています。
この問題については4月時点でも解決しておらず、公式フォーラムや海外の外部フォーラムにも報告や不満の声が見られます。
そして現地時間5月6日、AppleはAirPods Pro向けのファームウェアアップデート「2D15」を公開しました。
アップデートは手動でインストールする手段はなく、AirPods Proをデバイスに接続すると自動でインストールされます。
AppleはAirPods Proファームウェア「2D15」についてアップデート内容を公開しておらず、バージョンアップ後にアクティブノイズキャンセル機能が改善されているかは現時点では不明です。
しかし、SNSなどでは「改善されていないのでは」などの声が散見されます。
AirPods、AirPods Proは自動でファームウェアアップデートが行われるため、確認を行うまでは正しくアップデートが行われているか分かりづらくなっています。
以下の手順で、AirPodsのファームウェアバージョンを確認することができます。
1. AirPods / AirPods Proがデバイスに接続されていることを確認する
2. デバイスの[設定]アプリを開く
3. [一般]をタップする
4. [情報]をタップする
5. [AirPods]をタップする
6. [ファームウェアバージョン]に表示されている文字が現在適用されているバージョン
AppleはAirPods(第3世代)やオーバーイヤー型ヘッドホンを開発中とされており、ヘッドホンについては6月22日開催予定のWWDC 2020で発表されると予想されています。
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