おはようございます!ダイワンテレコム姫路店の川治です!
iPhoneのバッテリーとして使われているリチウムイオン電池。
急速充電やバッテリーの持ちが良くなった半面、危険なデメリット部分もあります。
高性能なものはやはりデメリットのリスクがある。
バッテリーが膨張してしまい、iPhoneのパネルを押し上げてしまう。
バッテリーが原因で発火事故が起きてしまう。
皆様の記憶にまだ新しい事件といえばSamsungのGalaxy Note 7の爆発・発火問題ではないでしょうか?
こういう記事を見るとデメリット部分怖すぎない!?って思いますよね…。
しかし!そんなリチウムイオン電池に革命がおきました!
なんと日本で爆発・発火事故をなくせるバッテリーが開発されたとのことなんですよ!!
産業技術総合研究所(産総研)が、発火や爆発の心配のない、全固体リチウムイオン二次電池を開発したと発表したんです!
リチウムイオン電池は、エネルギー効率の高さと価格の安さから、スマートフォンをはじめ、多くの身近な電子機器に使われているんです。
ここでデメリット部分ですが、可燃性の有機電解液を用いるため、世界各地で爆発・発火事故を起こしたSamsungのGalaxy Note 7の事故原因となったほか、時々iPhoneでも爆発事故が発生しているように、不安定な性質なんです。
近年、克服が課題とされていました。
なぜ爆発・発火がしなくなったのか!気になりますよね。
今までのリチウムイオン電池は可燃性の液体だったんです。
なので、バッテリーが熱を持ったり何かしらの原因でショートしたりすると膨脹してしまい、最悪発火・爆発の原因になっておりました。
私もバッテリーの交換は最新の注意を払いながら作業をさせていただいております…。
iPhoneのバッテリーの付け替え作業でバッテリー破損からの発火はほんと危険すぎます…。
この日本が開発したリチウムイオン電池は可燃性の液体から不燃性の個体に変わったのでその心配がなくなりました!
産総研が開発した全固体リチウムイオン二次電池は、液体電解液のかわりに不燃性の固体電解質を使い、信頼性とエネルギー効率、低コストも実現しているんです。
すごいですね!
産総研は今後、企業と連携して量産化にむけた技術開発を進め、高い安全性と信頼性、長寿命が求められる医療用機器から、2020年頃の実用化を目指す、と発表しております。
応用が進めば将来のスマートフォンではバッテリーに起因する発火事故もなくなると期待できますね!
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