【昭和区よりお越し】iPhoneX水没後にリンゴループ現象
こんにちは、iPhone/iPad修理の今池店です。
今回はプールにて防水ケースの中で水没したiPhoneXのリンゴループと水分除去の修理レポートです。
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*防水ケースに入れていても水没する例は意外と多いのでこれから防水ケースをご利用になる方はしっかりチャック防水されているか確認してから利用されることをおすすめします。
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iPhoneXの内部状況写真
左がiPhoneX本体、右が有機ELパネルです。
iPhoneには水没した場合のサインが仕込まれていて、iPhoneXは2箇所 ”有機ELパネル側のちょうどSIMカードに当たる部分”と本体のバッテリーの左側に水没反応シール(白色)が貼ってあります。このシールは水に触れると赤く染まる仕様になっており、わずかな蒸気などでも反応して色が変わります。
写真からも見てわかる通り両方とも赤く染まっているのがわかります。
全体的にも水滴や水の跡があり、カメラ部分のレンズには水滴も付着していました。
上の写真はiPhoneXRですが、レンズ部の水滴はそのまま放置していても蒸発するまでに時間がかかりますし、その間にサビて故障することもあります。
これはカメラ本体内部に水が入っている状態なのでカメラを取り出してよく乾燥させる必要があります。(乾燥機にかければ10分ほどで完了します)
<今回の症状>
iPhoneX起動→断続的に電源が落ちてリンゴループ現象→しばらくすると起動→電源落ちる→繰り返し
どのようなことが原因でこのような現象が起きるかというと
例えば
・衝撃や経年劣化で起こる基板故障
・バッテリーの不具合によるリンゴループ
・Face ID関連部品の故障
などです。
検査の結果リンゴループの原因は”Face ID関連の部品故障”と判明しました。
交換した部品は"イヤスピーカー・近接センサー一体フレックスケーブル"
この部品のある箇所が故障していたので交換することでリンゴループは起こらなくなりましたが、Face ID関連の部品を交換するとFace IDが使用不可になります。(今回は交換する前から使用不可になっていました)
ダイワンテレコム今池店では豊富な知識と専門技術を培ったスタッフが在籍しておりますので修理や動作に関して質問などがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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