入間、狭山、所沢、飯能、日高付近にお住まいの皆様、こんちには。
iPhone修理ダイワンテレコムイオンスタイル入間店のkumaでございます。
新しくダイワンテレコムの仲間に加わらせていただきました!
「なるほど!そうだったんだ!」
と皆様に思っていただけるような情報を発信していけるようにがんばります(^O^)
さて、ここ何ヶ月かの間にも、スマホの水没で多くのお客様にご来店いただきました。
その中でよく耳にしたのが
「iPhoneは防水だからお風呂で使っていた」「プールサイドで使っていた」
というようなお話です。
確かに、iPhone7から「防水」性能がつけられたと話題になりましたが、
この「防水」という言葉、きちんと理解しておかないと故障につながりかねない!!
と感じましたので、色々と調べてみました\(^^)/
アップルHPの「防水・防塵」に関するページを見ると、
“以下のモデルは、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 〇〇m まで、最長××分間) に適合しています”
というような文言が並んでいます。
「IP68等級…」と、さっそく調べがいのありそうな言葉が登場しました。
調べてみると、IEC(国際電気標準会議)という国際的な標準化団体による規格だそうです。
端的に言うと、電子機器を覆う外郭部分の、液体や塵などの侵入からの保護を等級で段階的に表したもので、
数字が大きくなるほど、保護性能が上がります。
この等級「IP〇〇」の見方は、
・第一特性数字(左の数字:1~6、Xは規定なし)
→危険な箇所への接近および外来固形物(塵や埃など)に対する保護等級
・第二特性数字(右の数字:1~8、Xは規定なし)
→水の侵入に対する保護等級
これをもとに、iPhoneの保護性能を調べると、
<保護等級IP68:iPhone XS~iPhone 16>
IP6◯…耐塵形:粉塵が内部に侵入しない
IP◯8…IPX7より厳しい条件下で継続的に水中に沈めても有害な影響を受けない
<保護等級IP67:iPhone 7~iPhone XR/iPhone SE2・3>
IP◯7…規定の圧力及び時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない
なんと、iPhone XS以降は、固形物・液体共に、最高クラスの保護等級を誇っていました!
お風呂やプールでの使用も問題なさそうに聞こえますが…ちょっと待ってください!
注意していただきたい点が2つあります。
①防水性能テストには新品が使われている
長期間使用している場合、新品に比べ、経年劣化で水が侵入しやすくなっている可能性があります。
実際、お風呂で定期的にiPhoneを使っているという方の端末では、防水シールがふやけていたことがありました。
②あくまで常温の真水に対する保護である
お風呂では40℃前後のお湯が使用され、湿度も非常に高い状態になります。
水蒸気が内部に入って結露し、水没反応を引き起こすこともあり得るのです。
また、お風呂で使用される水は、入浴剤やシャンプーなどの成分と混じっているため、真水でもありません。
プールや海での使用も、同様の理由から注意が必要です。
というわけで、結論としてはやはり、お風呂やプールなどでの使用はやめておいた方がよさそうです!
AppleのHPにも、よーく見ると、「防水」ではなく、「防沫・耐水」と書いてあるのです。
水濡れによる損傷を防ぐために、控えるべき使用シーンの一覧がありますので、
気をつけて使いたい方は、チェックしておくといいでしょう♪
イオンスタイル入間店
358-0013
埼玉県入間市上藤沢462−1イオンスタイル入間店 2F
070-1297-4638