ホームボタンを交換すると指紋認証が使えないってホント⁉

今回の修理依頼はiPhone7のホームボタン交換になります。

お持ち頂いた状態がコチラになります。



iPhone7のカラーがホワイトで少し見ずらいのでホームボタンだけを撮った画像がコチラ⇩



よーく見るとホームボタン左側付近に細かい亀裂が出来ているのが分かりますでしょうか？

この亀裂が原因でホームボタンとしての機能が失われたと考えられます。

では、どうすればホームボタンが修復するかと言いますとホームボタン毎交換になります。

当店で取り扱いますホームボタンをご紹介したいと思います。

当店で取り扱いますホームボタンがコチラです。



ここで注意する事が1点あります。

それは何かと言いますと「指紋認証機能」です。

皆さんも普段から指紋認証でiPhoneの解錠をされているかと思います。

この指紋認証機能・・・

ホームボタンを交換する事で機能が失われてしまいます。

・・・？？

えっ⁉どういう事⁉って感じになりますよね(笑)

ではその理由をご説明致します。

ホームボタンは2種類存在します。

1.指紋認証機能が搭載していない非純正のホームボタン

2.指紋認証機能が搭載している純正のホームボタン

早い方ならお察しだと思います。

要は(2.)純正のホームボタンは正規店(Applestore)でのみ取り扱う事しか出来ません。

(1.)の指紋認証機能が非搭載のホームボタンはホームボタンとしての機能はありますが指紋認証機能は使用不可となってしまいます。

なので非正規店で修理される場合はその点を注意する必要があります。

せっかく修理料金を支払ってホームボタンを直したのに「指紋認証が機能しない‼」なんて事も出てきますのでお気を付けください。

では次にホームボタンの交換作業の流れをご紹介したいと思います。

先ずiPhoneのホームボタンはどの様に組み込まれているのかご説明したいと思います。

修理作業でiPhoneの内部を開閉すると液晶パネルとフレームに分かれます。

このホームボタンはフレーム側に組み込まれているのではなく液晶パネル側に組み込まれています。

では実際に画像で見てみましょう。

(液晶パネル裏面)


この赤い部分がホームボタンになります。

液晶パネルの裏側から見ていますので分かりづらいと思いますが実際ホームボタンを取り外した状態がコチラです。



ぽっかり穴が空いているのが分かるかと思います。

穴が空いている付近に4点ネジ穴が設計されておりホームボタン装着後に外れてしまう事がないようにホームボタンの上からカバーを付けてネジでしっかり止めていきます。

あれっ⁉穴が3つしかないって思うかもしれませんが、もう一つのネジ穴はホームボタンの裏側にあります。



どうですか？

簡単そうに見えますか？

実際の所、作業自体は簡単そうに見えますがホームボタンの交換時にもっとも気を付けなければならない部分が接続プラグの付け外しです。

この接続プラグの付け外しを失敗するとホームボタンは故障します。

なのでホームボタン作業時の中で一番気を付けるポイントなんです！

この接続プラグに少しでも傷が入ってしまったりするとホームボタンの機能は失われます。

なので一番慎重に作業を進める箇所になります。

後は液晶パネルをフレーム側に繋ぎ合わせ作業完了となります。

では次にホームボタン交換後と交換前を見比べていきましょう。

iPhone7のホームボタン交換後になります。


(上側ホームボタン/指紋認証非搭載/非純正品)
(下側ホームボタン/指紋認証搭載/純正品)

下側のホームボタンは元々付けられていました純正(指紋認証搭載)のホームボタンになります。

見た目は全く同じですが上側の液晶パネルに付けられていますホームボタンは(指紋認証非搭載)となっております。

ホームボタンの交換後は動作テスト等を行い正常に機能が確認出来ればお客様にお渡しとなります。

少しご説明が長くなってしまったのですが作業全体の時間は約30分程で修理完了致します。

修理料金の方は当店のホームページに掲載されていますので、そちらからご確認頂けます。

掲載されていない(修理・料金)に関しましては一度当店にお問い合わせ下さいませ。

LINEからでもお問い合わせ可能となっておりますので、お気軽にご質問下さい！