ニンテンドースイッチ用プロコン修理徹底攻略！

さて、修理依頼としてやってまいりましたのは　スプラトゥーン2モデルのスイッチ用プロコントローラー。

見た限り大きな傷はなさそう。症状は　左スティックが真ん中に定まらない　

修理に必要なものは　

・半田ごて（30W）
・はんだ吸い取り線
・フラックス
・ジョイコンスティック部品
・はんだ（できれば有鉛）
・プラスドライバー（000番）

となります。

基板まで到達しなければ故障したスティックまで届かないです・・・！
まずは黄色いマルのプラスネジを２つ取り外します。一般家庭にある000番のプラスドライバーで大丈夫です。

ネジを外せたら左右のスティック部分を引き抜いてあげてましょう。
そうしたら写真の通りとなります。赤色のマル印のところをドライバーで外しましょう。

こうしたらバッテリーパックが取り外せるところまできました。爪を使って外してあげましょう。
次に赤マル部分のネジを外していきます。上の２つは見えにくいので注意　です！

全部ネジを外し終わりました。さあ開けてみましょう。
おっと注意です！　下基板と上基板がフレキでくっついています。赤マル部分のラッチを上げて、2枚おろしにしましょう。

やっとおろし終わりました・・・！
では下基板を外していきましょう！

では後半戦です！

ブルーのマルがバイブレーションとなります。
強力な粘着テープでくっついているので、テコの原理で取り外していきます。
取り外したら赤いマル部分のネジを取り外しましょう。

基板がこれで全部外れ・・・るわけじゃないんですよね。
ここの赤マル２つが本当に最後のネジ。これで下基板の取り外し完了です！

この赤いマルが元凶です。半田付けされてますのではんだを取っていきます。

はんだごての温度は250℃ほど。
20～30Wのはんだこてであれば上の温度くらいとなります。
はんだ吸い取り線とフラックスを塗りながら吸い取っていきましょう。

ここのはんだですね・・・！では吸い取ります！

吸い取り完了！　こうなると「スッポン」と故障したスティックを抜くことができます。

抜いたあとはこうなります。綺麗にパターンを傷つけることもなく抜けました・・・！

では故障していたスティックと交換していきましょう！
はんだ付けを行って、ブリッジや尖らないよう注意しながら作業を進めていきます。

はんだ付け完了です！早速前の手順と同じように組み上げていきます。

こんな作業はできないという方は、ダイワンテレコム高田馬場店　にてご相談ください。
ニンテンドースイッチのプロコンスティック交換　4000円（税別）　からとなっております。


是非ご相談、ご来店お待ちしております。