【解説】iPhoneのiOSアップデートって何が変わるの?

[公開日:2020/02/06]
筆者: 梅田店

こんにちは。
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪梅田店です。

 

iPhone(アイフォン)を使っていると不定期に訪れるイベント「iOSアップデート」。
iOSのアップデートですが、実際にiPhoneのアップデートを行う前に確認しておきたいことがたくさんあります。


当記事ではそんなiOSアップデートの知識とアップデートの際の注意事項紹介していきます

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目次

  1. 1. iOSアップデートすると何が変わるの?
  2. 2. iOSアップデートを行う際の注意事項
  3. 3. iOSアップデートの自動更新は罠?
  4. 4. まとめ

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1. iOSアップデートすると何が変わるの?

iOSのアップデートでは主に「新機能の追加」「バグの修正」「セキュリティ機能の強化」が行われます。

新機能の追加

文字通り、iPhoneに新たな機能を追加するアップデートです。
最近ですとiOS13.3でスクリーンタイム機能が追加されたり、iPhoneで出来ることを増やすためのアップデートといった感じですね。
また、既存機能の仕様改良・変更などが行われることもあります。

バグの修正

iOSに限らず、ソフトウェアの開発には不具合・バグが付き物です。
これらを開発段階で一切なくすのは不可能と言ってもよく、度重なるアップデートによりイタチごっこのようなバグ取りが行われます。
iOSのアップデートでは、開発やユーザーなどの報告を受けてアップデート毎にバグの修正を行います。

セキュリティ機能の強化

これもバグ修正の一環といってもいいでしょう。
iOSのセキュリティ上の弱い部分があると、悪意のある第三者に悪用される可能性があります。
それを防ぐためにiOSアップデートを行い、セキュリティの脆弱性を一つ一つ潰していきます

iOSアップデートを行うことで、大きくわけてこれら3つの恩恵を受けることができます。
良いこと尽くめのようで、実はiOSのアップデートを行う際には注意しなければならないことがたくさんあるのです。

 

iOSアップデートを行う際の注意事項

iOSにはバージョンごとに対応機種があるのでしっかり確認する

例えば、最新のメジャーバージョンである「iOS 13」では
「iPhone5s」「iPhone6/6 Plus」はサポート対象外とされてしまいました。
これまでの傾向としては「5年前に発売した機種が対象外」となる傾向があり、これからもiPhone 7やiPhone SEなどの古い機種はサポート切りが発生する可能性があります。
iOSのサポート対象外となった端末に最新のiOSをインストールすると、思わぬ不具合を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

写真・動画・アプリなどデータのバックアップを作成する。

iOSアップデート後、データが消えてしまったり、「リンゴループ」が発生してしまうことが可能性として存在します。
これらは不具合やアップデートの失敗により起こることで、完全に予防することはできません。
万が一データやiOSの破損が起こってしまった時に備えて、アップデートを行う前に必ずバックアップを作成することをオススメします。

ストレージの空き容量を確認する

iOSのアップデートにはiPhoneのストレージに十分な空き容量が必要です。
バグ修正だけのアップデートであればあまり容量は取りませんが、機能追加などの大きなアップデートになると1GB以上の空き容量を要求される場合があります。
そのため、アップデート前に以下の手順でiPhoneのストレージ容量を確認しましょう。
確認手順[設定]アプリ→[一般]→[ストレージ]

古い端末に新しいiOSをインストールすることについて

上記で対応機種について説明しましたが、対応機種となっている端末であってもiOSのインストールが推奨されない場合があります。
iPhone SEやiPhone 7など古めの端末に最新のiOSをインストールすると、バッテリーの減りが早くなったり動作が遅くなってしまうことがあります。
そのため、気になる方はiOSアップデートを行わずにiPhoneを使うのも手です。

Wi-Fiの品質が悪い場合アップデートに失敗しやすい

速度が遅かったり、通信が不安定なWi-Fiでアップデートを行うと、アップデートに失敗する可能性が高くなってしまいます
アップデートに失敗すると「リンゴループ」などの原因になりますので、Wi-Fiでアップデートを行う場合、なるべく高品質なWi-Fiに接続しましょう。

一気にバージョンをアップデートしない

iOSを更新しないまま次のアップデート、次のアップデート…と放っておくと、いざiOSを更新しようとした時に溜まった分の非常に大きなデータを更新する必要があります。
一度に大きなデータ量のアップデートをしようとすると、アップデートに失敗してしまう可能性が高くなったり、ストレージ容量が不足してしまうなどの恐れがあります。
アップデートの失敗は「リンゴループ」を引き起こす原因にもなるので、なるべく避けたほうがいいでしょう。

iOSアップデート先のバージョンの評判を確認しておく

Googleなどの検索エンジンやTwitterなどのSNSには最新iOSバージョンの評判が並ぶことが多いです。
iOSアップデートしようか迷っている場合、とりあえず評判を調べてアップデートすべきかどうか決めるといいでしょう。

まとめ

iOSのアップデートを行う際、まずデータのバックアップを作成しましょう
使っている機種がiOSに対応しているか、ストレージ容量、Wi-Fiの品質を確認してからアップデートを行うと間違いはないです。

 

iOSアップデートの自動更新は罠?

iOSの機能に「iOSアップデートを自動で行う」というものがあります。
一見便利なこの機能ですが、実は思わぬ落とし穴が存在するのです。

自動更新のデメリット

知らぬ間に操作方法やアプリの使い勝手が変わってしまった

使い慣れたiPhoneとアプリの使用感が急に変わってしまったらビックリしますよね。
仕様の変更を行うiOSに自動更新すると、このようなことも起こります。

なにもしていないのに特定のアプリが開けなくなってしまった

新しいiOSに対応しておらず使用できなくなってしまうアプリなどもあります。
仕事などで使う重要なアプリが開けなくなってしまうと非常に困りますよね。

Wi-Fiの品質が悪い場合アップデートに失敗しやすい

自動アップデートが行われる時間帯にはWi-Fiの自動接続を切って、不安定なWi-Fiを拾わないようにするのがいいでしょう。

古めのiPhoneに新しいiOSを入れると動作が遅くなる

iPhone SEやiPhone 7などの古い端末にiOS13以降の新しいiOSをインストールすると、動作が遅くなったりバッテリーの減りが早くなってしまいます。
これは新しいiOSは新しいiPhoneに向けて作られているために起こることで、極端に例えるならファミコンでSwitchのゲームを動かそうとしているようなものです。


自動更新のメリット

常に最新のiOSが使用できる

iOSのアップデートでは主に「新機能の追加」と「バグの修正」、「セキュリティ機能の強化」が行われます。
いち早く新機能の恩恵にあずかれることはもちろん、セキュリティ面でも最新のiOSであればひとまず安心できますね。

手動でアップデートを行う必要がない

言わずもがなですが、自動でアップデートを行ってくれるので放っておいても最新の状態を維持してくれます。

まとめ

iOSの自動アップデート」ですが、筆者個人の結論としては

iPhone XシリーズやiPhone 11シリーズなど新しいiPhoneは自動アップデートが便利!
iPhone SEやiPhone 7など比較的古いiPhoneは手動でのアップデートを推奨!

とさせていただきます。
iOSアップデートではセキュリティ上の脆弱性が修正されることが多いため、自身の情報を守るためにもやはり最新のiOSをインストールしたいところです。
しかし古いiPhoneでは動作速度の低下とバッテリー持ちの悪化がかなり大きいため、これらを天秤にかけて考えると古めのiOSで我慢したほうがいいのかなと思います。

 

まとめ

以上で、iOSアップデートについての理解が深まったことでしょう。
iOSアップデートの必要性、注意事項をよく確認した上でアップデートを行えばトラブルの発生を最小限に抑えることができます。
お使いの大切なiPhoneのためにも正しいアップデートを心掛けましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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