iOS13非対応機種向けiOS12.4.3を公開

Appleは現地時間の10月28日にiOS13.2とiPadOS13.2の正式版を一般ユーザー向けに公開しました。

iOS13はiPhone5シリーズ、iPhone6、iPhone6 PlusやiPad Air(第一世代)、iPad mini2、iPad mini3、iPad touch(第6世代）はサポート対象外となっています。

その為、iOS13サポート対象外機種用としてiOS12.4.3の一般公開もされました。

iOS12.4.3はセキュリティのアップデートが中心となっています。

セキュリティ強化に加えて2ファクタ認証の動作改善が行われています。

2ファクタ認証はAppleIDやパスワードといった情報が第三者に漏れてしまう事を防ぐ為にも重要な機能となっています。

Appleは2012年以前に発売されたモデルであるiPhone4sやiPhone5などを対象にiOS9.3.6やiOS10.3.4を公開しており、11月3日までにアップデートを行うよう呼びかけています。

これは2019年の11月3日（日本時間午前9から）GPSロールオーバーと呼ばれる現象によってGPS機能が使えなくなる問題を防ぐ為です。

GPS機能が使えなくなり正確な日時が取得できなくなる可能性が一部の機種で予想される為、対象機種の方は早めのアップデートを行う方がよいでしょう。

iOSのアップデートを行う際は途中で中断してしまったり遮断されるとエラーが発生し、リンゴループや起動不良に陥るリスクがある為、以下の点をご注意頂いた上で自己責任で行うようお願い致します。

◆空き容量は十分確保出来ているか。

◆Wi-Fi環境は整っているか

◆バッテリーの残量や状態は問題ないか

◆事前にバックアップを取っているか

引用元：AppleInsider