iOS/iPadOS15でWPA3が利用可能に

WPA3とは2018年6月にWi-Fiアライアンスが発表した、無線LANのセキュリティーをより強固にした新しいプロトコルのことです。

もともと通信を暗号化する規格として普及してきたものですが、技術の進歩とともにWEPやWPA2はセキュリティーの強度が弱まってしまっている事から、よりセキュリティーをキョウコにしたWPA3が発表され使われるようになりました。

Wi-Fi接続時にはWPA、WPA2、WPA3が利用できるのに対し、パーソナルホットスポットでは現在WPA2しか利用でず、セキュリティー強度がWi-Fi接続時と比べると弱まってしまいます。

しかし、iOS/iPadOS15では、パーソナルホットスポット利用時にもWPA3が選択できるようになります。

これにより、公衆の場などで自身のiPhoneにパーソナルホットスポットを通じて侵入され、個人情報が盗まれるリスクが非常に低くなると期待されます。