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7月16日に一般ユーザー向けに公開された「iOS13.6」のバッテリー持続時間のテスト動画が、人気YoutubeチャンネルのiAppleBytesからアップロードされています。
果たして、iOS13.5.1からバッテリー消費量に変化はあるのでしょうか。
iAppleBytesによるiPhoneのバッテリー消費テスト・スピードテストはiOSアップデート後の恒例となっており、今回の動画ではiOS13.6と同じ内容のiOS13.6GM(ゴールデンマスター)版を使用して、バッテリーの持続時間をテストします。
テストに用いるiPhoneは、iPhone SE(初代)、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone8、iPhone XR、iPhone SE2、iPhone 11の7台です。
それぞれのiPhoneにiOS13.6GMをインストールし、画面の明るさを25%に設定したうえで、ベンチマークアプリ「Geekbench 4」のバッテリーテスト機能を使用します。
Geekbench 4のバッテリーテストでは、iPhoneに負荷をかけた状態でバッテリーの残量が0になるまでの時間を測定します。
この結果を以前のiOSバージョンと比較することで「iOS13.6のバッテリー持続時間」を知ることができます。
iOS13.6のバッテリーテストによる結果は、以下のようになりました。
機種 | バッテリー持続時間 |
iPhone SE(初代) | 2時間56分 |
iPhone 6s | 3時間00分 |
iPhone 7 | 3時間15分 |
iPhone 8 | 3時間11分 |
iPhone XR | 5時間27分 |
iPhone SE2 | 3時間43分 |
iPhone 11 | 6時間12分 |
iOS13.6のバッテリー持続時間をを過去のiOSバージョンのデータと比較した棒グラフがこちらです。
機種ごとに左の色から、iOS13.3.1、iOS13.4、iOS13.4.1、iOS13.5、iOS13.5.1の順で並んでいます。
薄い青色で示されたiOS13.6が黄色のiOS13.5.1よりもスコアで劣っており、すべての機種でバッテリー持続時間が短くなっていることがわかります。
また、iPhone SEやiPhone 6sでは大きな差は見られませんが、iPhone SE2では目に見えてバッテリー持続時間が短くなっています。
機種ごとに差はあれど、iOS13.6ではバッテリー持続時間が短くなる傾向にあることがテスト結果から見て取れます。
iOSはアップデート直後1週間ほどはデータの整理などがバックグラウンドで行われるためにバッテリー消費が激しくなることが知られています。
今回のiAppleBytesによるiPhoneのバッテリーテストではiOS13.6へのアップデートから数日が経過したiPhoneが使用されていますが、アップデートの影響がテスト結果に表れた可能性もあります。
iOS13.6には、iPhoneで車のキーロックを解除したりエンジンを始動できる「車のデジタルキー」機能の追加や、その他改善や不具合の修正が含まれています。
また、セキュリティ関連情報を発信しているJPCERTコーディネーションセンターは、「iOS13.6では過去バージョンの脆弱性が修正されている」として、ユーザーにiOS13.6へのアップデートを推奨しています。
source:Youtube / iAppleBytes
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