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iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪・梅田駅店です。
Photo:MacRumors
Appleが正規サービスプロバイダに向けて送った文書において、AppleはiOS13とiPadOS13のインターネット共有機能(テザリング)の不具合を認めたことが判りました。
米アップル製品関連メディアのMacRumorsが報じています。
「テザリング」は日本の携帯キャリアが提供しているサービス名で、AppleおよびiPhone・iPadでは「インターネット共有」機能としています。
インターネット共有機能を使用すると、提供元のiPhoneやiPadを疑似的なWi-Fiルータとして、インターネットの接続先にすることができます。
この度、MacRumorsが入手した正規サービスプロバイダ向けの文書によると、iOS13において「インターネット共有」が利用できない、「インターネット共有」から頻繁に切断される不具合が予測される、としています。
また、これらの症状が出ている端末では一般的なデータ通信についても問題が発生する場合があるとしています。
Apple公式のサポートフォーラムでは、iOS13.1.2を使用しているユーザーからインターネット共有の不具合を報告する書き込みと、それと同じくiOS13にアップデート後からインターネット共有が使用できなくなったという書き込みが何件か見られます。
Appleが正規サービスプロバイダに向けた文書内では、一時的な解決策としてインターネット共有を一度オフにしてからオンに切り替えるように案内されています。
Appleが不具合を認めたことで、将来的にiOSアップデートで不具合が修正する可能性は高いと思われますが、日本時間では3月25日にリリースされる予定のiOS 13.4のリリースノートでは、インターネット共有の不具合に関する記述は見られないために、問題がすぐに修正されるかどうかは不明です。
しかしながら、Appleではこの問題についてハードウェアの問題ではなくソフトウェアの問題だとした上で、ユーザーがソフトウェアを最新の状態に保つことを推奨しています。
これにあわせてApple公式のサポートページ「iPhone や iPad(Wi-Fi + Cellular)でインターネット共有が機能しない場合」が更新されています。
サポートページによると、インターネット共有が機能しない場合には以下の手順を試すことで対処します。
手順を1つ実行するたびに、問題が解決したか確かめること。
[設定]アプリ → [モバイル通信] → [インターネット共有]で インターネット共有がオンになっているか確認する。
[インターネット共有]が見つからない場合や、オンにできない場合は契約している通信事業者か通信プランがインターネット共有に対応しているか確認する。
インターネット共有を提供しているiPhone・iPadの電源を一度オフにし、またオンにする。インターネット共有で接続しようとしているデバイスも同様に再起動を行う。
iOSが最新バージョンであることを確認する。
インターネット共有を提供しているiPhone・iPadのネットワーク設定をリセットする。
[設定]アプリ → [一般] → [リセット] →[ネットワーク設定をリセット]
注意:ネットワーク設定をリセットすると、使用しているWi-Fiのパスワード、Bluetoothデバイスの登録情報、ペアリング情報の記録 が初期化されます。
そのため、リセット後はこれらの設定をもう一度行う必要があります。
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