こんにちは
アフィオン修理のダイワンテレコム渋谷店です。
iOS13とiPadOS13の不具合に関する報告で、また新たなタイプの不具合が報告されたとMacRumorsが報じています。バックグラウンドで動いているはずのアプリが強制終了されてしまうというものです。
これまでもiOS13に関しては様々な不具合が報告されています。「モイルデータ通信が途切れてしまう」、「Bluetoothがブツブツと途切れる」、「画面が勝手に遷移してしまう」…などなど。初めの一つに関しては再起動で改善される症状のようですが、どうやっても症状が直らない不具合も多く、iOS13.1.1、iOS13.1.2、iS13.1.3で順々に改善されていってはいます。
今回報告されたのはiPhone11 Proユーザーをはじめとする複数のユーザーに生じた不具合です。通常、アプリからほかのアプリに画面遷移した際、また元のアプリに戻ると前回使っていたところで一時停止されていたものがそのまま再開するようになっています。ですがiOS13をインストールした一部の端末でこういったバックグラウンドアプリが勝手に強制終了されているという事態が生じているのが現状です。
アプリを起動している状態からホーム画面に戻ったり、ほかのアプリに移動したりすると閉じたアプリはどうなっているのでしょうか。バッテリーの減りを少なくするためにはアプリは一回一回バックグラウンドから消し、完全に終了したほうが良いという話も聞きます。
しかし、バックグラウンドにあるというのは背後でずっと動き続けているということではありません。基本的に使っていない間は「フリーズ状態」にあり、次開かれる際に同じ状態から再開できるようにスタンバイしている状態です。厳密にいえば「動いている」というわけではないので、強制終了と再起動で消費するバッテリーのことを考えると、終了しないほうがむしろバッテリーの持ちがよいという話もあります。
上記のことを踏まえて今回報告されている不具合について考えてみると、特に操作していないのに勝手にアプリが終了してしまうということですからバッテリーについても負荷が大きいものとなっています。報告された事例としてはYouTubeアプリからメッセージアプリに移り、再度YouTubeアプリに戻ると再読み込みされてしまう。その頻度がiOS12の頃より高いとのことです。
最近iOS13.2がリリースされ、そのあたりの不具合が改善されるかと思われましたが、一部のユーザーにおいては状況が悪化しているものもあるようです。ユーザーによってはバックグラウンドのタスクがすべて終了してしまうこともあるのだとか。マルチタスクができなくなってしまったと嘆く声もあり、早めの修正が期待されます。
画像はiOS13.2によってバグ修正されたものの一覧です。
このような未だ改善されない(悪化している)不具合に関してはアップデートを待つばかりなのですが、その間に不具合別の症状を引き起こす可能性や動作不良を引き起こす可能性が否定できません。いくら保証が利いてもデータが消えてしまったらそれを取り戻すのは難しいため、不具合に気づき次第バックアップを取るのが最優先でしょう。
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