こんにちは。
ダイワンテレコム大阪梅田店です。
iPhone(アイフォン)をはじめ、世に普及するスマートフォンは現代社会から切っても切り離せない関係となりました。
今ではスマートフォンにクレジットカード情報や銀行口座情報など、重要な情報が保存されていることも珍しくありません。
悪意のある第三者から重要な情報を守るために、その他のスマートフォンに先んじてiPhoneに搭載された「セキュリティチップ」。それが「Secure Enclave」です。
「Secure Enclave」は指紋や顔認証など生体認証データを安全に保存するためのセキュリティプロセッサーです。
iPhoneのTouch ID(指紋認証)やFace ID(顔認証)といった生体認証データはこの「Secure Enclave」内部の特殊な領域に暗号化して保存され、この領域は「Secure Enclave」以外のアプリやiOSシステムからは一切アクセスすることができません。
このデータはiCloudやAppleのサーバーに保存されることはなく、その他のインターネット経由でのアクセスも不可能なため、非常に高いセキュリティ性を保持しています。
AppleではこのSecure Enclaveを2013年発売のiPhone 5sから採用しており、Touch IDの高いセキュリティ性をセールスとしています。
このセキュリティプロセッサーは最新機種のiPhone 11シリーズでも採用されており、高い信頼性も持ち合わせていることがうかがえます。
調査会社Counterpoint Researchが公開した「埋め込み式セキュリティチップを搭載したスマートフォンの世界販売台数シェア」において、Appleが2018年に60%、2019年に42%でいずれもトップシェアを獲得していることが判明しました。
2位はMate Proシリーズなどを展開する「Huawei」で、2018年では21%、2019年ではAppleと裏腹に34%とシェアを伸ばしています。
3位はGalaxyシリーズを展開する「Samsung」。2019年のスマートフォン出荷台数ではトップを誇りますが、高セキュリティスマホのシェアでは2018年は12%、2019年は13%と横ばい傾向です。
また、2019年の販売台数をもとにした埋め込み式セキュリティチップ搭載スマホのシェアでは、Appleが1位の42%、独自のKirinプロセッサHisiliconを採用するHuaweiが2位の34%、Androidの定番チップとなりつつあるSnapdragonのQualcommが17%、そして
Samsungの7%と続きます。
Appleは発売している多くの機種にTouch IDとFace IDを採用しており、スマホのセキュリティ性能に重きを置いていることがわかりますね。
source:iPhoneMania
Photo:iPhoneMania
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