チート行為は犯罪！脱獄端末を販売した少年が逮捕

京都府警は3月3日に、商標法違容疑で兵庫県播磨町のアルバイトの少年（19歳）を逮捕しました。

少年は非公式アプリを利用できるように、プログラムを改変した米アップル社のスマートフォンであるiPhoneを販売し売上を立てていた模様です。

少年は今回について、容疑を認めているとのことです。

脱獄端末とは、iPhoneを改造し本来搭載されていない機能のプログラムやアップデートされたOSを旧式に下げたりするといった不正行為です。

iPhoneは通常Appleが認定したアプリしか入っていないですが、少年はプログラムの制限を解除して非公式アプリをダウンロードできるようにする「脱獄」と呼ばれる方法で改造したようです。

脱獄端末は、改造扱いとなるので正規品ではなくなってしまいます。

Appleのロゴが入っているものを販売する行為は商標権の侵害になります。

府警によると、少年は中古でiPhoneを購入し海外サイトから入手したプログラム改変ツールを使って改造をしたようです。

ツイッターで購入者をを募り、ゲームのデータを改変して有利に進められる「チート行為」のためのアプリを入れて、販売していました。

昨年7月から約60台を売り捌き、総売上はなんと250万円に上るとみられています。

脱獄端末は端末が壊れるリスクがあります。

たとえ修理をしたとしても保証などは一切受け付けて貰えることはないので、完全な自業自得になります。

個人で使用する範囲でもグレー寄りのアウトゾーンですが、販売し稼ぐという行為は転売屋と変わりません。

そもそも「チート行為」自体が犯罪ですしね。

皆さんも脱獄端末には手を出さないように気をつけましょう。