こんばんは! ダイワンテレコム池袋店 です。
先ほどメールでのお問い合わせにてiPhone6 Plusのご相談がありました。
なので、本日は約6年前(!)に発売されたiPhone6/6Plusが抱えている不具合についてご説明しようと思います。
発売当初からサードパーティーの修理ショップに、タッチが出来ないという症状を抱えたiPhone6/6Plusを持ち込むユーザーが多数おりました。
現在でもiPhone6/6Plusを持っているユーザーは多く、同様の症状で相談も多数あります。
iPhone分解サイトで有名なiFixitが「タッチ病」と名付けたこの症状は、最初はタッチスクリーンの一番上に、チカチカする幅広の灰色のバーが現れることから始まり、そのうち液晶を指で触れてもまったく反応しなくなるというものです。
問題が起きたら、スクリーンを強く押すか、または本体を少しひねるようにすると、一時的には回復します。
しかし根本的な解決になっていないため、結局また灰色のバーが現れ、スクリーンの反応はさらに悪くなり、最終的には完全に反応しなくなってしまいます。
原因はロジックボードにはんだづけされているタッチICにあるため、スクリーンを交換しても直りません。
アップルは社内検査の結果、回路の隙間に封止樹脂(アンダーフィル)が入っていないためにおこったものと判断しました。
この封止樹脂は以前のiPhoneで用いられていましたがなぜかiPhone6/6Plusでは使用されなかったのです。
このために普通に使っていても、ポケットなどに入れたりするとほんのわずか曲がったりするものですが、長く使うにつれてその折り曲げによって半田がクラックし、タッチICがボードから少しずつ浮き上がるという現象が起こりました。
ひびが入っても最初は反応しますが、ひび割れがさらに大きくなるとタッチICがボードから完全に離れてしまい、その結果スクリーンが反応しなくなってしまうのです。
アップルは2016年11月から「タッチ病」向け修理プログラムを立ち上げました。
プログラム名は「iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラム」としてタッチ病が認められれば一律16400円でディスプレイ修理してもらうことができます。
すでにAppleや正規店で修理してしまったユーザーには16400円を返金するとしています。
対象はiPhone6Plusのみ、プログラム有効は購入から5年以内となっております。
当店では、このようなタッチ病に対してデータ復旧サービス(基板修理)として受付を行っております。
タッチICの再半田(リボール)及び周辺に封止樹脂を取り付けることで根本的な修理が可能です。
受付日から最短で翌日にはお客様のデータを残したまま、修理致します。今後の通常使用も可能です。
もし同症状でお困りのお客様がいらっしゃいましたら是非、ご相談にお電話(03-6877-3810)もしくはメールにてお気軽にお問い合わせください。
池袋店
170-0013
東京都東京都豊島区東池袋1丁目40−1 クロサワ駅前ビル B1
03-6877-3810