最新バージョンiOS13.1とiOS13の動作速度を、4世代のiPhoneを使って比較した検証動画が公開されました。アプリ起動時間やベンチマークスコアなどで比較しています。
当初の予定より1週間前倒しで日本時間9月25日に公開されたiOS13.1と、直前バージョンiOS13の動作速度を比較した動画を、iOS13の動作速度や、バッテリー持続時間などの検証動画を公開しているYouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。
iOS13とiOS13.1の動作速度テストに使われるのは、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XRの4モデルです。テストでは、各種アプリの起動時間、ベンチマークテストのスコアなどを比較しています。
いずれも、左がiOS13、右がiOS13.1のインストールされたiPhoneです。
iOS13、iOS13.1のどちらも、各アプリの起動、ベンチマークスコアとも、大きな差は見られませんでした。FacebookやTwitter、YouTubeなど重めのアプリでもスムーズに起動しています。
YouTubeなど、一部のアプリでiOS13.1での起動がわずかに遅い場面もありますが、ほとんど差は見られません。ベンチマークスコアでも、大きな差はつきませんでした。
電源オフからの起動は、iOS13がわずかに早いですが、アプリ起動時間では目立った差はありません。ベンチマークスコアもほぼ同等です。
iAppleBytesのスピードテスト動画で初となる、A12プロセッサを搭載したiPhone XRの登場です。電源オフからの起動、各種アプリの起動とも、iOS13とiOS13.1の間でほとんど差は見られません。ベンチマークアプリ「Geekbench」のマルチコアスコアで、iOS13.1が2,724と、iOS13の2,580を上回る結果となったのが、今回の一連のテストの中で最も目立った差となりました。
比較テストの結果、iOS13.1とiOS13では動作速度に大きな差はありませんでした。
この結果についてiAppleBytesは、「iOS13.1はバグ修正と新機能追加がメインのアップデートで、パフォーマンスには影響しなかった」と結論づけた上で、まだiOS12やiOS13からアップデートしていないなら、アップデートをお勧めする、とコメントしています。
スピードテストの動画はこちらからご覧ください。
source:iAppleBytes/YouTube