iOS13.1でiPhoneは速くなる?iOS13と動作速度を比較

[公開日:2019/09/27]

最新バージョンiOS13.1とiOS13の動作速度を、4世代のiPhoneを使って比較した検証動画が公開されました。アプリ起動時間やベンチマークスコアなどで比較しています。

 

iOS13.1とiOS13のスピード対決

当初の予定より1週間前倒しで日本時間9月25日に公開されたiOS13.1と、直前バージョンiOS13の動作速度を比較した動画を、iOS13の動作速度や、バッテリー持続時間などの検証動画を公開しているYouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。

iOS13とiOS13.1の動作速度テストに使われるのは、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XRの4モデルです。テストでは、各種アプリの起動時間、ベンチマークテストのスコアなどを比較しています。

いずれも、左がiOS13、右がiOS13.1のインストールされたiPhoneです。

iPhone6s

iOS13、iOS13.1のどちらも、各アプリの起動、ベンチマークスコアとも、大きな差は見られませんでした。FacebookやTwitter、YouTubeなど重めのアプリでもスムーズに起動しています。

iPhone7

YouTubeなど、一部のアプリでiOS13.1での起動がわずかに遅い場面もありますが、ほとんど差は見られません。ベンチマークスコアでも、大きな差はつきませんでした。

iPhone8

電源オフからの起動は、iOS13がわずかに早いですが、アプリ起動時間では目立った差はありません。ベンチマークスコアもほぼ同等です。

iPhone XR

iAppleBytesのスピードテスト動画で初となる、A12プロセッサを搭載したiPhone XRの登場です。電源オフからの起動、各種アプリの起動とも、iOS13とiOS13.1の間でほとんど差は見られません。ベンチマークアプリ「Geekbench」のマルチコアスコアで、iOS13.1が2,724と、iOS13の2,580を上回る結果となったのが、今回の一連のテストの中で最も目立った差となりました。

 

動作速度にほぼ変化なし、アップデートを推奨

比較テストの結果、iOS13.1とiOS13では動作速度に大きな差はありませんでした。

この結果についてiAppleBytesは、「iOS13.1はバグ修正と新機能追加がメインのアップデートで、パフォーマンスには影響しなかった」と結論づけた上で、まだiOS12やiOS13からアップデートしていないなら、アップデートをお勧めする、とコメントしています。

スピードテストの動画はこちらからご覧ください。

 

 

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