ポートレートモード使うなら大容量モデルを購入すべき

[公開日:2018/11/25]
筆者: 渋谷店

iPhone XS/XS MAX及びiPhone XRに搭載されたポートレートモード使用時の被写界深度コントロールは、撮影時にも、撮影後にも、背景のボケ具合を変更できる便利機能で、写真の腕が上がったようなボケ感のある写真を撮影できるようになりました。

 

iPhone XRでは、iPhoneが被写体を「人物である」と判断しないとポートレートモードで撮影できませんが、iPhone XS/XS MAXでは、被写体が人物でなくともポートレートモードで撮影でき、ボケ感の調整を行う事ができます。

 

他端末に保存するとコントロールできなくなる

これまでは、ストレージの小さなiPhoneでも、写真をクラウドに上げて保存し、iPhone本体からは消去してしまう事で、充分なストレージの空きスペースを確保する事ができました。

しかし、ポートレートモード撮影の写真はそうはゆきません。

 

一端撮影した写真でもポートレートモードで撮影し、iPhone本体に保存してあれば、後からでもボケ感の調整ができるのですが、写真をクラウドや、メール添付やSNS等を経由した場合には、被写界深度コントロールが効かなくなります。

 

つまり、ポートレートモードの被写界深度の調整機能を失いたくない、つまりまた後から被写界深度を変更したい場合には、iPhone本体に保存しておく必要があるわけです。

 

この事は、筆者としては大きな誤算でした。

従来のiPhone7までは、写真や動画はAmazon Photoに保存し、iPhone本体には保存しない事で最少ストレージモデルでも容量不足になることなく快適に利用できていましたので、今回のiPhone XS64GBモデルを購入しました。

 

しかし、上記のように、Amazonのクラウドに一旦アップした写真は、再度、iPhoneにダウンロードしても被写界深度コントロールの機能は失われている事は、大きな誤算だった…と言う訳です。

 

もし、ポートレートモードでの写真撮影を行い、その写真の被写界深度をまた後日、調整したいとお考えならなるべくストレージの大きなモデルを購入する必要があります。

これからホリデーシーズンにiPhoneを購入しようと計画中の方は、要注意です。

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