皆さんは、iPhoneの充電ができなくなった、充電してもすぐに電池が
なくなってしまった事、ありませんか?
今日は、どうして充電ができなくなってしまうのか、
なぜバッテリーに電気がたまらなくなってしまうのか、充
電コネクタやバッテリーなどが実際に、どのように壊れてしまうのかについて解説します!
iPhoneに充電器を挿しても、充電が出来ない、反応しないという不具合は以下の原因が考えられます。
1.アクセサリに問題がある場合
◆非純正充電器を使って充電している
iPhoneは、日々iOSのアップデートをしており、セキュリティ性能を向上させたがために、
Appleの認めていない非純正充電器で充電しようと繋ぐと、
「このアクセサリは使用できない可能性があります。」と出てしまい、
充電できなくなることがあります。
非純正の充電器で充電が可能だったとしても、電圧の違いによって、
ドッグコネクタや基盤にダメージを負う可能性もあるので、出来れば純正を使うようにしましょう。
◆充電ケーブルや充電アダプタが壊れている
充電ケーブルは、中で何本もの金属の線を束ねて電気の通路を作っています。
たとえ見た目に問題がなくとも、ケーブルの内側で断線していると
充電ができなくなってしまいます。
端子部分がいろいろな場所に擦れて壊れてしまっていたり、
汚れや埃などがついていると、電気を通すことができず、
充電できない場合があります。端子部分の埃はエアーダスターなどで、
傷つけないように取りましょう!
充電アダプタ(コンセントに挿す方)は、純正のものであれば
5W1Aという一定のパワーで電力を送ることができます。
壊れていた場合は、十分な電力を送ることができず、iPhoneに充電できなくなってしまいます。
充電アダプタや、充電ケーブルを交換して試した結果、充電できるようであれば、
充電アダプタか、充電ケーブルに問題があることがわかります。
2.本体が壊れている場合
◆iPhoneの充電コネクタが壊れている
長年iPhoneを使用していると、どうしても充電コネクタの端子が変形して
ボロボロになっていたり、ゴミや埃が詰まって、ケーブルがうまく入らず
接触不良を起こしている可能性があります。
常日頃から、皆さんがお使いになる場所ですので、特にこの部分の故障は多いです。
さらに、この部分を壊してしまうと、イヤホンを挿しても、
音が本体から出てきてしまったり、反応しなくなってしまう事もあります。
◆バッテリーが壊れている
バッテリーは、iPhoneを長年使用していたり、日頃から長時間使っていると、
劣化してしまい、充電できなくなってしまうことがあります。
劣化の進み具合については、iPhoneの「設定」から、「バッテリー」、
「バッテリーの状態」と進む事で確認できるバッテリーの最大容量で確認することができます。
また、充電ケーブルを差し込んで反応が出るのに充電が進まないという故障も
よく見受けられます。充電すると、充電マークが出ているのに、
残り残量のパーセントが増えない、電源が落ちてしまっているので充電したけれど、
一向に電力がたまらず、起動できないということがあります。
それらは、バッテリー自体の故障だったり、バッテリー残量を感知する部品が
故障している可能性があります。
充電ができず、スマホが膨らみ、変形してしまう故障もバッテリーの故障によるものです。
バッテリーが膨らんでしまっているのは、バッテリーの中の電解質が酸化して、
ガスが発生しているのです。膨張してしまっていると、最悪の場合発火、爆発したり、
本体の画面やフレームを変形させてしまう可能性があります。
iPhoneを2~年ほど使っていて、膨らんでいることに気づいたら、
なるべく早めに修理に出すことをお勧めします。
◆基盤が故障している
基盤が故障してしまう主な原因は。水中に落としてしまった、
寒暖差の激しい場所を出入りすることによる結露、雨や、汗による水分が
iPhone内部に入り込んでしまう事で起こってしまう水没です。
iPhoneは水没してしまうと、基盤にある電気回路がショートしたり、
ネジや基盤の接触部が水没によって、腐食したりサビてしまい、
何らかの不具合を起こしてしまって充電できなくなってしまうケースがあります。
水没してしまったかどうかは、SIMカード挿入口の水没シートで赤色が
滲んでいるかどうかで確認できます。もし、水没していたら、
腐食を広げないためにも早めに修理に出しましょう。