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iPhone 12シリーズを購入した一部のユーザーから、「iPhone 12シリーズのバッテリー消耗が激しい」との報告が相次いでいます。
Apple公式サポートコミュニティで症状を報告している投稿には、1000件以上もの同様の報告が寄せられています。
一般的に、新しいiPhoneを購入した直後はシステムファイルの整理や使用時間の増加などが原因で、バッテリーの消費量が増加することがあります。
また、特にiPhone 12シリーズは5G接続時や一部の3Dゲームのプレイ時にバッテリーの消費量が増加することが報告されていました。
しかしながら一部のiPhone 12シリーズユーザーによると、5G接続ではなくLTEやWi-Fi接続、iPhoneのスタンバイ時にもバッテリーの消耗が激しくなると報告が相次いでいます。
この問題が発生している人の多くは5Gをオフにしたり、バックグラウンドアプリを削除するなどの対策を行ったうえでも、一晩で20%~40%ものバッテリー消耗が起こるようです。
Apple公式サポートコミュニティにスレッドを作成しているMaster26A氏によると、iPhone 12 Proがバックグラウンドでの処理を行っていないアイドル状態であっても、1時間あたり4%ものバッテリーを消費しているといいます。
以前使用していたiPhone 11 Proではこのようなバッテリー消費は見られなかったと補足しており、iPhone 12 Pro特有の問題だと報告しています。
当該の投稿について「私も同じ質問があります」ボタンが1,000件以上も寄せられており、さらに投稿ツリーでは多くのiPhone 12シリーズユーザーが同様にバッテリー消費を報告しています。
また、iPhone 12 Proでの異常なバッテリー消耗を示したバッテリーパフォーマンスのグラフが投稿されています。
上が問題のあるバッテリー消耗、下が正常なバッテリー消耗です。
iPhone 12シリーズにおいてバッテリー消費量が激しくなる症状を報告しているユーザーの多くは、iPhoneのリセットやiOSの再インストールなどを行っても症状が改善されなかったといいます。
Apple公式サポートコミュニティやRedditの投稿では、「iOSの不具合が原因ではないか」という声も上がっており、ひとまずはAppleによる対応を待つ必要がありそうです。
source:Apple Support Communities
source:9to5Mac
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