iPhone12 Pro Max、iPhone12 miniを分解!

[公開日:2020/11/14]
筆者: 梅田店

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム梅田店です。

 

 

先日の11月13日(金)にいよいよiPhone 12 miniiPhone 12 Pro Maxが発売されました。

そんな2モデルについて、独ベルリンの修理会社Kaputt.deは、自身のYoutubeチャンネル上で分解画像を公開しています。

 

 

iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxを早速分解!

電子機器の修理業界では、発売されたばかりの最新ガジェットを即日で分解することはもはや恒例行事とも言えます。

5.4インチのiPhone 12 mini、6.7インチのiPhone 12 Pro Maxは、iPhone 12、iPhone 12 Proと比較しても特徴的なスマートフォンのため、注目度の高さもひと際です。また、AppleはiPhoneシリーズについてバッテリー最大容量やRAM容量などを公開しないため、これらは分解して初めて判明します。

 

果たして、iPhone 12 Pro Max / iPhone 12 miniの内部はどのような構造になっているのでしょうか。

 

 

iPhone 12 Pro Maxを分解!バッテリー容量は3678mAhと判明

iPhoneシリーズは、ほとんどの機種でディスプレイアセンブリと背面パネルフレーム側の2層構造となっています。分解の際には、ディスプレイと背面パネルフレームの間に貼られたテープを慎重にはがしていきます。

 

ディスプレイが開いたところです。

従来のiPhoneは基板が右側に存在していましたが、iPhone 12シリーズは全てのモデルで基板が左側に移動しています

 

逆L字型の大きな部品がバッテリーです。

iPhone 12 Pro Maxのバッテリー容量は3,678mAhと判明しました。

iPhone 11 Pro Maxのバッテリー容量は3,969mAhだったため、やや少なめとなっています。

 

右上に配置されているのはトリプルカメラのユニットです。

広角・超広角・望遠レンズに加えて、iPhone 12 Pro MaxとiPhone 12 ProではLiDARスキャナと呼ばれる3Dセンサーが搭載されています。

 

続いて基板(ロジックボード)。

iPhone 12 Pro Maxの基板は非常にコンパクトにまとまっており、従来のiPhoneの基板よりもかなり小さくなっています。

その分各種パーツを接続するコネクタも密集しており、かなり配線に気を使っていることが分かります。

バッテリーやカメラユニットのスペースをここまで多く取れるのは、基板を小さく設計したおかげでしょう。

 

Taptic Engineと呼ばれるバイブレーション部品は、従来のiPhoneよりも非常に小型となっています。

繊細な振動で操作をフィードバックするべくiPhone 6sから搭載され続けているTaptic Engineは、モデルを経るごとに小さくなっていきますね。

 

 

iPhone 12 miniを分解!バッテリー容量は2,227mAh

5.4インチのiPhone 12 miniは最新機種ながらiPhone SE2やiPhone 7、8よりも小さな筐体サイズとなっています。

そんなコンパクトさにも関わらず性能はハイクラスとなっており、どのようにパーツを詰め込んでいるのか気になるところです。

 

iPhone 12 miniもiPhone 12 Pro Maxと同様にディスプレイを開けていきますが、iPhone 12 miniのディスプレイは比較的開きにくいようです。

修理時にはより慎重な作業が必要になると思われます。

iPhone 12 miniもiPhone 12シリーズの例に漏れず、左側に基板が配置されています。

バッテリーはiPhone 12 Pro maxとは異なり長方形で、iPhone 11やiPhone XRを彷彿とさせます。

iPhone 12 miniのバッテリー容量は2,227mAhでした。

これはiPhone 7やiPhone 8、iPhone SE2よりも400~500mAhほど多い数値です。

 

iPhone 12 miniは広角・超広角からなるデュアルカメラです。

パーツ自体はiPhone 11のカメラユニットと似ていますが、黒く伸びるフレックスケーブルの形状が工夫されているのが分かります。

 

そして基板(ロジックボード)。

iPhone 12 Pro Maxと同じく左側配置となっていますが、比較するとややサイズが大きめに見えます。

また、銀色のSIMカードスロットは基板にはんだ付けされているようで、取り外せない設計となっているようです。

形状としてはiPhone 7やiPhone 8の基板が近いでしょうか。

また、Taptic Engineはこちらのモデルでもかなり小型化しているようです。

 

 

iPhone 12 Pro Maxの分解動画はこちら

 

iPhone 12 miniの分解動画はこちら

この記事を書いた店舗情報

梅田店

530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1地下1階 大阪駅前第1ビル

06-6131-9797

人気ブログ

新着ブログ

機種一覧

店舗一覧