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iPhone 12シリーズの有機EL(OLED)ディスプレイはSamsung Display、LG Displayに加えて中国BOEが供給すると見られていましたが、BOEは要求された品質を満たすことが出来ずiPhone 12シリーズには採用されないとの見方が強まっています。
2020年発売の「iPhone 12シリーズ」は4モデル全てが有機EL(OLED)ディスプレイを搭載すると予想されており、これまではSamsung、LG、BOEの3社がディスプレイの供給を行うと見られていました。
うちBOEは6.1インチのスタンダードモデル「iPhone 12 Max」のディスプレイを一部製造担当すると伝えられています。
しかしディスプレイのサプライヤーに詳しい情報筋は、BOEがiPhone 12向けに製造するディスプレイの品質保証テストに失敗したことを示唆しています。
ディスプレイ部品の量産を行うには複数あるテストに合格する必要があり、その初期段階である品質保証テストにBOEは苦戦しているようです。
iPhone 12シリーズの製造開始は台湾DigiTimesによると7月と予想されていますが、実際のところは判明していません。
BOEがこのまま品質保証テストおよびのちの工程を完了できなかった場合、「iPhone 12シリーズ」のディスプレイはSamsungとLGのみが供給することになりそうです。
またBOEはAppleだけでなくSamsung向けにも有機ELディスプレイを供給する見込みで、2021年発売と見られる「Samsung Galaxy S21」用の6.67インチ有機ELディスプレイの製造を行うと報じられています。
しかしSamsung向けディスプレイにおいても品質保証テストをパスできなかったことが伝えられており、BOEによる品質問題は根深いものとなっているようです。
以前にはBOEによるiPhone 12シリーズへのディスプレイ供給を予想していたJon Prosser氏は、同報道を伝えるAppleInsiderの投稿を引用し「iPhone 12シリーズのディスプレイはSamsungとLGのみから供給される。BOEは来年の幸運を祈る」と改めて自身のTwitterに投稿しています。
Jon Prosser氏は以前、「BOE製の有機ELディスプレイを採用することで、ディスプレイパネル部品の購入価格を下げコストダウンを図っている」と伝えていました。
iPhone 12シリーズの有機ELディスプレイは「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」をSamsungが、「iPhone 12 Max」をLGが製造すると見られています。
また、「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の上位2モデルはリフレッシュレート120Hzに対応した「ProMotionディスプレイ」を搭載するとの予想もあります。
予想されるiPhone 12シリーズのディスプレイサイズと販売価格は以下の通りです。
機種名 | ディスプレイサイズ | 予想価格 |
iPhone 12 | 5.4インチ | 649ドル(約69,800円) |
iPhone 12 Max | 6.1インチ | 749ドル(約80,600円) |
iPhone 12 Pro | 6.1インチ | 999ドル(約107,400円) |
iPhone 12 Pro max | 6.7インチ | 1,099ドル(約118,100円) |
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