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iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
先日24日に発売されたiPhone SE(第2世代)ですが、ロック画面に表示されるアプリやOSの通知を長押し(触覚タッチ)しても、通知の詳細が表示されないことが判明しています。
Appleに問い合わせをしたところ、「アップデートで対応する予定はない」との返答が得られたことから、この挙動は不具合というわけではなく、iPhone SE(第2世代)の仕様だと考えられています。
触覚タッチとはHaptic Touchとも呼ばれる機能で、画面を長押しすることで普通に画面を押したときと異なる操作を行うことができるiOSの機能です。
iPhone XS以前では触覚タッチではなく「3D Touch」と呼ばれる代替機能が存在していましたが、生産コスト的な問題からか、iPhone XR、iPhone 11シリーズ、iPhone SE(第2世代)から3D Touchは廃止され、この触覚タッチ(Haptic Touch)が導入されました。
また、この触覚タッチはiOS13に対応しているiPhone6s以降の機種なら利用できるようになっています。
iPhone XRやiPhone 11などでは、通知を触覚タッチすることで、アプリによってメッセージの返信を行う画面に直接移動したり、通知の詳細を表示するなど、様々な機能が利用できます。
しかしながらiPhone SE(第2世代)では、ロック画面で通知を長押ししたところ無反応だった、というテスト結果が米メディアMac RumorsやRedditから報告されています。
また、iPhone SE(第2世代)のベースとなったiPhone 8では問題なくロック画面の通知を3D Touchで詳細表示することができた、と報告されています。
一方で、画面のロックを解除して、iPhoneを使用中であれば通知を触覚タッチして、詳細を表示するなどの操作を行うことは可能とのことです。
あるRedditユーザーがiPhone SE(第2世代)の触覚タッチの挙動についてApple公式サポートに問い合わせたところ、「動作を修正するiOSアップデートを行う予定はない」との返答があったようです。
Mac Rumorsでは、Appleの新しい製品に関するサポートについて「Appleサポートは信頼できない可能性がある」と、修正が行われる可能性について示唆しました。
しかし、米メディアTechCrunch編集長のMatthew Panzarino氏によると、iPhone SE(第2世代)でロック画面の通知を「触覚タッチ」できない挙動は、不具合ではなくAppleの意図したものと説明しています。
iPhone SE(第2世代)の触覚タッチがロック画面の通知に対応していない問題については
「iPhone 8に搭載されていた機能を最新のiPhone SEで削除する理由が分からない」
「iPhone SEで触覚タッチが使えない、アップデートで直してほしい」
など不満の声がRedditの当該スレッドやSNS上であがっています。
実際にiPhone SE(第2世代)は買い替え需要が集中しており、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8などから買い替えを行うユーザーが多くなっているため、これまでロック画面の通知を3DTouchないし触覚タッチしてアプリを起動していたユーザーが不満に感じるのは仕方ないことだと思いますね。
iOSアップデートによる修正を期待したいところです。
Mac Rumorsのフォーラムでは、ロック画面に表示された通知を左にスワイプして「表示」オプションをタッチすることで、これまでの3DTouchおよび触覚タッチの機能を代替できると報告が上がっています。
しかしながら3D Touch、触覚タッチよりも操作量が増えているために、不満を感じるユーザーは多いのではないでしょうか。
source:Mac Rumors
source:Twitter / @Panzer
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