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iPhone SE(第2世代)のベンチマークスコアが、同じA13 Bionicチップを搭載するiPhone 11より低いという声が上がっており、中には「第2世代iPhone SEに搭載されたA13チップはクロックが下げられている可能性がある」という内容の記事が見られます。
Apple社内に情報筋を持つとするJon Prosser氏は自身のTwitterにて、iPhone SE搭載A13 Bionicのクロックの低下を否定しています。
Jon Prosser氏は自身のTwitterにて「iPhone SE(第2世代)に搭載されたA13 BionicはiPhone 11のものよりクロックを下げられている可能性がある」という記事を引用し、この疑惑を否定しました。
当該の記事では、iPhone SE(第2世代)のAnTuTu(ベンチマーク)スコアがiPhone 11よりも低いのは、A13 Bionicのクロック低下が原因なのではないか、と推測しています。
Jon Prosser氏はiPhone SE(第2世代)のAnTuTuスコアがiPhone 11よりも低かった理由として、RAM(メモリ)がiPhone 11より25%(1GB)少ない3GBの搭載となっているためで、A13 Bionicのクロック低下ではない、と記事の内容を否定しました。
実際にはRAM容量はiPhoneの動作速度・処理速度に直接関わってくる重要なファクターのため、この差でベンチマークスコアに差が出ていると考えられます。
国内外の様々な記事やSNS上でiPhone SE(第2世代)とiPhone 11のベンチマークスコアの比較は行われており、その多くでiPhone SE(第2世代)のほうがiPhone 11よりもやや低いスコア結果が示されていました。
とはいえ、5万円以下の価格で手に入るiPhone SE(第2世代)が、8万円以上の販売価格となっているiPhone 11に比肩するベンチマークスコアをたたき出すのは驚異的なコストパフォーマンスの高さです。
以下はiPhone 8 / 第2世代iPhone SE / iPhone 11のAnTuTuスコアの比較になります。
端末はすべてiOS13.4.1、気温21度、湿度45%の条件でAnTuTuベンチマークVer.8.1.0を同時に走らせています。
左からiPhone 8 / iPhone SE(第2世代)/ iPhone 11
真ん中のiPhone SE(第2世代)と右側のiPhone 11はほとんどスコアに差がなく、少しのスコアの差はRAMに起因するものだと考えられます。
一方で、左側のiPhone 8とiPhone SE(第2世代)は2倍近いスコアの差がついており、特にGPU(グラフィック)の性能で大きく差をつけています。
iPhone 8とiPhone SE(第2世代)はデザインさえ似通っていますが、中身は大幅に進化していることがベンチマークスコアから伺えます。
A13 BionicがiPhone 8に搭載されているA11 Bionicよりどれだけ優れているかが見て取れます。
ベンチマークスコアはあくまで参考値ですが、iPhone 8とiPhone SE(第2世代)の性能差は大きいものだと分かりました。iPhone 8以前のiPhone 6s、iPhone 7でも同様の結果が得られることは想像に難くないですね。
現在これらのiPhoneを使っているユーザーは、iPhone SE(第2世代)に乗り換えることで、iPhoneの使い勝手はそのままに性能を大幅に向上されることができるため、十分に買い替えをオススメできます。
source:Twitter / Jon Prosser
Photo:GIGAZINE
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