iPhone修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
購入したばかりのiPhone 8をテムズ川に落としてしまった女性が、それから2か月後に水中に自身のiPhone 8を発見。引き揚げてみると、なんと問題なく動作する状態だったようです。
英国に住むその女性は、2ヵ月前に購入したばかりのiPhone 8を持ちテムズ川沿いを散歩していたところ、川にiPhone 8を落としてしまいました。
480ユーロ(約56,000円)のiPhone 8を惜しく思い川に飛び込もうとしましたが、危険すぎると判断、女性はiPhone 8を諦めました。
当時彼女はiPhoneに保存されたデータのバックアップを取っておらず、落としたiPhoneには2万枚もの写真が保存されていたために大きなショックを受けたようです。
大切なiPhone 8とデータを諦めてから2ヵ月後、彼女は婚約者と再び同じテムズ川沿いを散歩していたところ、川底にiPhone 8が沈んでいるのを見つけたのです。
落としたiPhoneは2ヵ月前と同じ場所の川底に、まだ残っていたのです。
彼女の婚約者は「川は穏やかで天気も良かったので、iPhoneがはっきり見えた。落としたのと同じ場所にあり、石のように座っていた」と証言しています。
iPhone 8は川の水深2メートルほどのところにあったため、2人は一度帰宅し、ざるやホウキを組み合わせて作った漁網を用意しました。
翌日、2人は漁網を持ってテムズ川に向かい、川底のiPhone 8を救い出すことに成功しました。
iPhoneは土にまみれていましたが、後から起動を試してみたところ、奇跡的に正常に動作することを確認できたようです。
写真などのデータについても保存されたままであったようで、両氏は「信じられない」と語っています。
iPhone 8には元より耐水機能が搭載されており、多少濡らしてしまったりしても問題なく動作する性能を持っています。
防水・防塵の保護等級でiPhone 8は「IP67」に対応しており、「一定の水圧で一定時間(30分間)水中に沈めても有害な影響がない」と定義されています。
しかし今回の場合、テムズ川の水深2メートルにiPhone 8は沈んでいたということで、相応の水圧や川の流れ、また泥やゴミなどの異物にも晒されていました。
カタログスペックで保証された範囲を上回る過酷な環境で、2ヵ月間も耐え続けていたのは奇跡というほかありません。
過去にもiPhone 11が2ヵ月水没の後、完全に動作する状態で救出されたというニュースがありましたが、iPhoneは条件が整えばこれほどの耐水性を見せるものなのかもしれません。
iPhoneの長時間水没からの復活劇ですが、この2つに共通する点は「買ったばかりのiPhone」ということでしょう。
iPhoneの耐水性は時間経過とともに劣化していくため、劣化のほとんどない、購入直後だと長時間水没に耐えられる状態を作り出しやすいのかもしれません。
このように奇跡的な事例はありますが、実際のところiPhoneは水没するとほとんどの場合で何らかの影響が出てしまいます。
「トイレやお風呂にiPhoneを落としてしまった」「雨が当たる場所に置きっぱなしにしてしまった」などでiPhoneを水没させてしまった場合、すぐに電源を切って、iPhone修理店に持ち込むべきです。
iPhoneの内部に水分が入り込んだ状態で電源をつけようとすると、精密部品である基板がショートを起こし、iPhoneが壊れてしまう可能性が非常に高いです。
iPhoneの耐水機能を過信せず、水回りでは常に気を付けてiPhoneを使用するようにしましょう。
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