当店をご利用されているお客様で「バックアップはしていると思うんですけど、確認方法がわからない」という声をよく耳にします。落としたり、水に浸かってしまったりして大切な写真や連絡帳のデータが消るのはとても怖いですよね。当ブログを担当している私も想像しただけで泣きそうになります。
iPhoneには「バックアップ」機能がありますが、どうやってバックアップを取ればいいのか、いまいち仕組みがわからない方が多いかと思われます。
今回のブログでは、パソコンがなくてもWi-Fi環境とApple IDがあれば利用出来るiCloudのバックアップ方法をご紹介致します。
iCloudとはiPhoneだけでなくiPad、MacやWindowsのデバイス間で、メール、連絡先、カレンダーなどのデータをオンラインストレージ上に保存し、ワイヤレスで同期できるサービスです。Apple IDをお持ちでしたら誰でも5GBのオンラインストレージ(クラウド)が提供され、無料で利用することができます。
対応端末は以下の通りです。
iPhone、iPad、iPod touch(iOS 5以降)
Macintosh(OS X Lion 10.7.5以降)
Windows(「iCloud for Windows 4.0」以降をインストールしたWindows 7、8)
「ICLOUDを使用しているAPP」項目の下に「バックアップ」があるので、まずは「オン/オフ」の状態を確認します。
オフになっているようでしたら、オンに切り替えると自動的にバックアップが開始されますので、Wi-Fiが接続されていること確認出来ましたらバックアップを開始しましょう。既にオンになっている場合、「今すぐバックアップを作成」をタップしバックアップを開始します。バックアップまでの残り時間が表示され、終えましたらバックアップは完了です。
※Wi-Fi環境とデータ容量によってバックアップ完了までの時間が変わります。
iCloudの容量が足らず、バックアップが出来ない場合は過去のバックアップデータを削除するか不要なデータを削除しましょう。
写真や動画、音楽など容量が大きいデータはiTunesに接続し、パソコンに取り込むことをお勧めします。iCloudのストレージは5GBまで無料で利用することが出来ますが、それ以上のデータを利用したい場合、月額料金を支払うことでストレージをアップグレードすることが出来ます。
iCloud バックアップでは、デバイスに保存されているほぼすべてのデータと設定情報がバックアップされます。しかし以下のデータは iCloud バックアップの対象にはなりませんのでご注意を。iCloud にすでに保存されているデータ (連絡先、カレンダー、メモ、マイフォトストリーム、iCloud フォトライブラリなど)
・ほかのクラウドサービス (Gmail、Exchange メールなど) で保管されているデータ
・Apple Pay の情報と設定内容
・Touch ID の設定内容
・iCloud ミュージックライブラリおよび App Store のコンテンツ
iCloud
バックアップが完了しましたら上記のURLからサインインすることでブラウザから保存されたデータを確認出来ます。
ログイン時に2ファクタ認証が必要になります。
2ファクタ認証については新宿店のブログにて、ご紹介しております。
https://www.iphone-d.jp/store/sinjyuku_store/blog/562.php
ログインを完了すると、下の写真のようにiCloudに保存されたデータが教示されます。
写真、メモ帳、連絡先を確認できるので確認したいアプリケーションをクリックすればデータが表示されます。