こんにちは
iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
大手通信キャリア「au」と同じKDDIグループのMVNOで、auのサブブランド的なポジションを担うUQ mobileは、大手キャリアの安心・安定に、MVNOの良さを併せ持つ「いいとこ取り」の格安SIMとして人気です。
大手キャリアと同等の通信品質・通信速度を実現しながら、MVNOと同等のプラン料金で、ここ数年で特にユーザー満足度を大きく上げている代表的な格安通信サービスです。
今回は、そんなUQ mobileの解約方法と注意点について解説します。
UQ mobileは、auの通信回線を使った格安通信サービスですが、auと同じKDDIグループに属し、au回線を借りるMVNOである一方で自らも「WiMAX」回線を保有するMNOでもあるという、他社に例のない通信会社です。
WiMax回線は、auをはじめBIGLOBEやGMOなど、多くの通信会社に提供されており、MVNOとしては他社に比較してかなり潤沢な資金を持っている、いわゆる「お金持ち」企業であると言えます。
その事は、引いてはauから借り受ける通信回線も余裕がある事に繋がり、朝夕や昼時のピークタイムや、夜間のプライムタイムでも通信速度が低下せず、常に快適な高速通信を提供できている事に繋がりますが、そんな高速通信を他社MVNOなみの料金で利用できる事が、UQ mobileの真骨頂と言えそうです。
とは言え、どんな通信サービスでも完璧とは言えず、「解約」「MNP(他社乗換え)」を検討されるユーザーが少なからずいる事もまた事実です。
1. メインの料金プランが2年契約+自動更新である(その分端末が安く購入できる)
2. 「通話サービス」が不要なユーザーには割高な料金設定(通話サービス込みなら他社同等の料金)
3. 通話半額サービス(アプリ)の提供がない(通話の解禁は常に20円/30秒)
4. 3日間のデータ使用量制限がある(3日間で6GBを超えると速度制限対象)
5. 2年縛りのないプランに、高速通信+大容量のプランがない(「データ高速」(3GB)プランのみ)
6. カウントフリーオプションがない(低速モードはあるがカウントフリーは未提供)
ざっと挙げてみると、このようなデメリットがあり、他社へ乗換える理由となっています。
音声通話付きプランでUQ mobileの「利用をやめる」場合、方法は2通りあり、1つは現在使用中の電話番号を破棄する「解約」、もう1つは電話番号を他社でも継続利用する「MNP」です。
例えば、もう電話自体が不要になった場合や、他社で異なる電話番号になっても構わない…という場合には、電話番号を破棄する「解約」の方がコスト的にも小負担となります(MNPには手数料3,000円が発生します)。
一方、MNPでは痴人・友人に変更になった電話番号を知らせたり、銀行や会員登録先の上方修正を行う負担は決して軽くないため、電話番号を継続する事は、手数料が発生しても大きなメリットがあります。
【UQ mobileの解約方法】 「お客様センター」にて電話でのみ手続き可能です(ネット上からは手続きできません)。 UQお客様センター:0120-929-818(9:00~21:00 年中無休 携帯・PHS可) |
【UQ mobileのMNP転出方法】 「お客様センター」にて電話でのみ手続き可能です(ネット上からは手続きできません)。 「MNP予約番号」を発行します。 有効期限(15日間)以内に他社との契約が成立した場合に「解約」となります(非成立のまま有効期限が過ぎるとUQ mobileとの契約はそのまま継続し、MNP予約番号は無効となります)。 UQお客様センター:0120-929-818(9:00~21:00 年中無休 携帯・PHS可)
※以前はWEBからも「MNP予約番号」の発行が可能でしたが、現在は電話受付のみとなっています。 |
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の2年契約+自動更新のプランでは、「更新月」が設定されており、この期間以外の「解約」や「MNP転出」には、「契約解除料(9,500円)」がかかるため注意が必要です。
UQ mobileの「更新月」の規定は以下の通りです。
・ 契約期間は課金開始日を含む月を1ヶ月目として、25ヵ月目の月末までを契約期間とします。
(25ヵ月目を「契約満了月」、翌月を「更新月」といいます)。
・ 更新月に解約のお申し出がない場合、更に24ヶ月間の契約として自動更新となります。
大手キャリアやY! mobileでは、24か月目(契約満了月)+2か月間のトータル3か月間に更新可能期間が拡大されましたが、UQ mobileは26か月目(更新月)の1か月間のみとなっているため注意が必要です。
更新月の確認は非常に簡単です。
UQ mobileアプリから「my UQ mobile」にアクセスし、「ご利用中のプラン」を確認します。
契約開始日・契約期間・更新月が記載されています。
「データ高速+音声通話プラン」と「データ無制限+音声通話プラン」の場合は、2年契約が不要なプランですので、通話機能付きのプランのみ12か月間の「最低利用期間」が設定されています。
最低利用期間中の解約・MNP転出を行うと、契約解除料(9,500円)が発生します。
通話機能付きのプランの場合、2件契約の更新月や、最低利用期間経過後の手続きでないと「契約解除料」が発生しますが、データ専用プランの場合にはそうした期間的な制限がなく、契約解除料も発生しません。
ただし、データプランのSIMの識別番号(090/080等の番号)は、電話番号ではないためMNP対象外であり、他社へ引き継ぐ事はできません。解約の際には必ず識別番号は破棄されます。
UQ mobileを解約または、MNP転出する際には以下の点に注意してください。
契約しているプランによって、更新月が設定されている場合、最低利用期間が設定されている場合があります。
更新月以外、最低利用期間内の解約・MNP転出には、契約解除料(9,500円税別)が発生します。
大手キャリアやY!mobileなど、2年契約+自動更新」のプランを提供する通信会社の中で、唯一、更新月が1か月間しかありませんので、この点は厳重に注意してください。
しかも、公称「2年契約」と言っていますが、実際には、課金開始日から25か月目が契約満了月と規定されているため、更新月は課金開始日の月から26か月目になる点も要注意です。
解約・MNP転出した月の料金は、最長2か月後の請求となる場合があります。
また、端末を購入している場合には、解約時点で残債の清算を行いますが、その場合には、2年契約を前提に受けている「マンスリー割(割引)」は適用されないため、想定より残債額が大きい場合がありますので注意が必要です。解約後の端末残債支払いは、分割支払いと一括支払いを選ぶ事ができます。
他社MVNOの多くは、解約月は満額請求で、通信の利用が即時停止するパターンと、月末まで利用可能なパターンがありますが、UQ mobileは日割り計算での請求となりますので、1日解約が遅れると、その分、最終月の請求額が増えてしまいます。
人によって、解約の理由を尋ねるオペレーターがいますが、特に気にする必要はありません。
単なるアンケートですので、「使わなくなった」でも「他社の方がいい」でも何でもいいですし、「答えたくない」でも構いません。回答内容によって不利益を被る事はありません。
解約やMNP予約番号の受付は「UQお客様センター」への電話一択です。
UQ mobileの場合、SIMカードの返却義務はありません。自らで処分します。
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