iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
最近はTwitterよりもInstagramが若い世代で流行っており、女子を中心に、おしゃれな所謂「インスタ映え」する写真を撮って投稿することが、一種のステータスになっている時代です。
実際にInstagramをのぞいてみると、みなさん試行錯誤してオシャレっぽく加工しようと頑張っているのですが、上手に加工できている人は残念ながら3割程度しかいない印象です。
多くの人は、写真のブライトネスを上げすぎて白飛びしていたり、コントラストを上げすぎて目に痛い写真になっていたりします…。
今回は、手軽に写真をおしゃれに加工する方法をご紹介します。
写真は構図で8割くらいは出来が決まってしまいます。
寄りすぎたり遠すぎたり端っこすぎたり真ん中すぎたり…、写真を撮るときに結構悩んでしまいますよね。
今回のテーマはInstagramなので、Instagramでよく見る「食べ物」の撮り方を例に挙げて解説していきます。
この写真の構図が最もオーソドックスな食べ物の構図だと思います。
ポイントは、全体を写さず片端を敢えて切り、食べ物の立体感が分かる角度から撮影することです。
また、必ず光が十分に当たるようにしましょう。
真上から撮影するのも一つの手です。
もっと他のおしゃれな構図もありますが、初心者の方はこの構図が一番やりやすいと思います。
iPhoneのカメラで撮影すると、近くにあるものが拡大されて撮影されます。
人の顔を撮るときに顔に近い状態で撮影すると、鼻が実際よりも大きく撮れてしまう現象はこれが原因です。
もし被写体を大きく写したいと思ったら、少し離れて撮って、後からクロップ(切り抜き)しましょう。
少し離れて撮ることで、被写体が歪みません。
撮影時は完成イメージよりも少し引き気味で撮るといいでしょう。
(↓グレーの部分を含めて撮影し、編集時にグレーの部分をクロップする)
クロップするときは、メインの被写体が画面の3分の2、もしくは半分の面積を占める割合を意識しましょう。
人間は無意識に割合を意識して物を見ているので、構図を考える上ではとても重要なことです。
iPhoneには多くの写真編集アプリがあります。
その中でも無料かつ高性能かつ使いやすいアプリがAdobeの「Lightroom」です。
iPhoneで軽く編集するには十分な機能と、感覚的で非常に分かり易いUIのアプリでおススメです。
真上からアップルパイを撮ってみました。とてもおいしかったです。
まずは引き気味で撮影した写真をクロップしていい感じの構図を作ります。
これだけでもかなりそれっぽくなりますね。
次に「ライト」の項目を調整していきます。
暗い印象の写真なので、露光量を上げて全体を明るくします。
明るいところだけをさらに明るくしたい場合はハイライト、暗いところだけを明るくしたい場合はシャドウを上げます。
また、写真にメリハリを出すために少しコントラストを上げるといいでしょう。
「ライト」の項目を調整するときは、明るくし過ぎて白飛びしないように気を付けましょう。
トーンカーブという機能もあるのですが、最初のうちは気にしなくても大丈夫です。
つぎに「カラー」項目の調整をしていきます。
暖色系の食べ物を美味しく見せたいときは、色温度をほんの少し上げるとおいしそうな色になります。(緑の野菜などは色かぶり補正を少し下げると緑が強調されて綺麗になります。)
また、不自然にならない程度に彩度を上げて、食べ物を色鮮やかにします。
かなり良い感じになってきました。
この時点でも十分いいのですが、もう少しパンチをきかせるために明瞭度を上げます。
また、周辺光量補正を下げることで、周囲を少し暗くし、メインに視線を誘導します。
「ライト」→「カラー」→「効果」の順番で編集したあとは、それぞれの項目を自分の理想に合うように少しずつ調整して終了です。
それでは、最初と最後を見比べてみましょう。
Before
After
Instagramには写真を投稿する際に色々なフィルターをかけることができるので、編集で良い感じにした写真をさらにレベルアップさせられます。
Before
After
いかがでしょうか。
iPhoneのカメラ、編集アプリを使用したので、すべてiPhone上で完結しています。
正直フィルターは好みなので、かけてもかけなくても良いと思います。
この程度の編集であれば、慣れると3分もかからずに終わります。
写真加工の方法をちゃんと知っておくと、少しの手間で他のInstagrammerとは一味違う投稿ができますよ!
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