iPhoneがリンゴループになってしまった!?復活する対処法は?

[公開日:2019/05/09]

ダイワンテレコム姫路店でございます(^^)
iPhoneを使っていると起動のリンゴマーク画面から先に進まなくなってしまったといった状態のお問い合わせが多数寄せられます。
そういった症状の名前ですがリンゴループという状態になってしまっている可能性が高いです。
このリンゴループとはいったいなんぞや?と思われるかと思います。
これはiPhoneの起動画面の状態のままループ状態に陥ってしまっているんです!
普通に使用できているiPhoneであればみることはありません。
ですが!このリンゴループはふとした時に起こってしまう可能性があるものなんです!

リンゴループになってしまうとどうなるの?

リンゴループとはまず【iPhoneが起動してリンゴマークの状態】→【画面が暗転する】→【リンゴマーク出て起動しようとする】→【画面が暗転する】
この一連の動作を延々と繰り返してしまう状態になっています。
iPhoneがリンゴループになってしまうとホーム画面にすらいかずiPhoneが使用できない状態になってしまいます!
こうなると電話があっても鳴らないですし、iPhoneの機能はなにも使えません。
ぶっちゃけなにも使えないので簡易文鎮の出来上がり状態になってしまいます。

リンゴループはどんな時になってしまうのか


このリンゴループ状態になってしまう原因とはいったいなんなのか?
色々あります。
①iPhoneの部品が損傷してしまっていて起こってしまう状態
②水没後になってしまう状態
③容量不足による状態
④起動する為に必要なファイルが破損してしまっている状態などによる読み込み不良が原因の状態
⑤脱獄アプリが原因により起動できない状態
⑥iPhoneバッテリーの年数劣化によりなってしまっている
などなど…
こうやってみると結構ありますよねほんと。
最新機種であるiPhoneXシリーズはfaceIDが壊れているとリンゴループになってしまうケースが非常に多い機種です。
落とした時の衝撃や水没などの壊れてしまうことが多いのでfaceIDが壊れているユーザー様はご注意いただいた方がいいですね。
万が一なってしまった場合はぜひ、お問い合わせください。
当店でも状態にもよりますが部品損傷の場合でご対応が出来ることもあるのでご安心ください(^^)
当店のリンゴループ時のお問い合わせの時によく聞くのがアップデート中の失敗により起きてしまうことです。
iPhoneのiOSアップデートは設定で深夜帯に勝手にアップデートが出来るようにすることが出来ます。大体の方はこれをされているのではないかなと思います。
iOSのアップデートをするにはご自宅のWi-Fiを経由して自動アップデートが始まります。

その時に!Wi-Fiが一時的に切れてしまうと!アップデートが失敗してしまいます!!

アップデート中なのにWi-Fiが切れてしまうとダウンロードした更新データがスムーズにダウンロードが出来ない状態に陥ってしまうわけなんです。
それが原因でリンゴループとなってしまう可能性が高いんです!
なのでアップデートは深夜帯に自動でするよりもiTunes経由でされるのがおすすめです。
iPhoneをiTunesに同期させると新しいiOSきてますよー更新しますかー?という画面が出てきます。
この時にアップデートとダウンロードというのがあるんですが・・・。
ダウンロードはiOSの更新の準備になります。
ダウンロードを押してもアップデートにならないので注意してください。
この時ですがアップデートをする前に先にバックアップを取っておきましょう。
仮に不具合が何かしら起きた場合もバックアップデータがあるので復元(初期化)をしても問題なく復活出来ますからね。
ちなみにLINEなどの一部アプリはiCloudDriveを使ってバックアップされるものがあります。
これは別途してバックアップをしておかないとデータが消えてしまうことがあるのでご注意ください!
iTunes経由でアップデートをする時は有線でPCをつなぐ、ライトニングケーブル(充電ケーブル)がしっかりと反応をするものでされてください。
ライトニングケーブルが角度によっては反応しないなどがあると断線の疑いもあるのでしっかりとしたケーブルでされることをオススメいたします。

朝起きてiPhoneを見ると起動→暗転→起動のリンゴループ状態を見てしまうと朝から冷や汗が出てしまいます…。
この症状が出てしまっているのが仕事前だとかだとやばいです・・・。
しかも使っているiPhoneで仕事でも使っていると本気でやばいです・・・!

ちなみにですがこの内容のリンゴループになってしまった時にリカバリーモードを使っても復旧が出来ないと言えるのはデータ不足によるものです。

データ不足によるリンゴループ状態はリンゴループではない?


これは起動するにあたってデータが足りない状態なのでリンゴループというよりも起動不良です。
リンゴループと同じような症状に見えますが【iPhoneが起動してリンゴマークの状態】→【画面が暗転】になることが多いです。
データ容量不足の場合はループしないことが多く、画面が暗転するともう一度起動しなおさなければいけない状態です。

起動しても起動出来るわけではないのですが・・・。

iPhoneは精密機器でもあるわけなのですがPCとかと同じで起動するのにも内部容量の空きが必要になります。
写真を撮るときに【ストレージ不足で写真が撮れない】といった場合はすぐに1GB以上の空きを確保してください。
空きが少ないと急に起動不良になってしまいます!
空き不足による起動不良は通常であれば初期化をしなければいけない状態です。
大事な写真データが消えてしまうのでこまめなバックアップをiCloudやiTunesで必ず、必ずバックアップをお取りください!!
当店のデータ復旧のご利用の際は起動が出来る状態で返ってくることも多いのでお問い合わせいただけますとご対応が出来ますよ(^^)
バックアップデータがある場合は初期化をすれば復旧する確率が高いですが、バックアップデータがない場合はぜひ、こちらもお問い合わせ頂ければと思います。

対処法のetc

①SIMの抜き差し。
症状が軽く一時的に出ているような状態であればSIMを抜き差しを行ってから再起動をすることにより復旧する可能性があります。
これで直るのであれば一番ですが、直らない可能性も高いのでとりあえずまず最初にお試しされることをオススメいたします。

②セーフモードの起動
SIMの抜き差しをしても直らない場合はこのセーフモードを起動することによりリンゴループ状態から復旧する可能性があります。セーフモードとは診断モードのことです。
使われているアプリが原因だと急にリンゴループになる可能性もあります。
このセーフモードはのやり方は
【iPhoneの電源を切る】
     ↓
【起動するときに音量+ボタンを先に押しながら電源ボタンを押す】
     ↓
【リンゴマークが出たら電源ボタンから指を離します※この時に音量+ボタンは押したままにしてください。】
     ↓
【セーフモードに入れた場合はリンゴループから脱出できホーム画面に進むことが出来ます。】
このセーフモードですが注意して頂くことがあります。
iOSと最初からiPhoneに入っているアプリのみがある状態です。
なのでApple storeからダウンロードしているアプリなどの表記はありません。
アプリ内のデータもなくなっているのでバックアップデータから復元をしなければいけない状態になる可能性があります。
セーフモードを試される場合は自己責任となるのでご注意ください!
バックアップデータがないとアウトです・・・。

③iTunesに同期する。
リンゴループ状態のiPhoneでもiTunesが認識することがあります。
認識する場合はiPhoneのアップデートと復元の選択が出来ます。
この時にまず試していただきたいのはアップデートです。
iOSの更新中になってしまったリンゴループの場合であればiOSの再ダウンロードで直る可能性があります。
インストールがうまくいかなかった部分がすんなりと回復する可能性があるからですね~。
しかし、それでも直らない場合はiPhoneのリカバリーモードを頼らざるを得ません・・・。

以上の点をやっても直らないといった場合は…iPhoneの部品損傷の可能性があります!
そういった際はお持ち込みいただければと思います!
壊れてしまっている可能性のある部品を交換してみても復旧しない場合はリカバリーモードを使用してアップデートまたは復元(初期化)となってしまいます…。
リカバリモードを使うことで復旧することがあるのですがエラーが出てしまうとアップデートが途中で止まってしまう可能性があります。これはPCのタイプによってなることもあるんです。
WindowsPCでエラーが出るもののmacPCだとエラーが出ずに復旧できるといった場合もあるんですよ!
当店のPCはmacを使っているのでエラーが出ずに復旧できた実績もあります(^^)
ちなみにmacPCでエラーが出た場合は復旧が出来ない可能性が非常に高くなるのでお力になれない場合があります・・・ごめんなさい。
復元をする場合もエラーが出ると基盤がクラッシュしてしまっている可能性が高いんです・・・。

DFUモードを使ってリンゴループを解除する


iPhoneにはリカバリーモードを使った復元以外にDFUモードというものがあります。
このDFUモードはAppleが公式に発表していないシステムです。
これはデバイスのファームウェアを更新するモードとなり、オペレーティングシステムなどが読み込まれていない状態です!
なのでシステムで不調が出ている場合だとこれはすることで直る可能性あるわけです。
DFUモードの入り方ですが
1.iPhoneをケーブルでPCに接続する
2.PCでiTunesを起動する
3.iPhoneの電源をオフ
4.ホームボタンと電源ボタンを同時に10秒ほど押し続ける
※iPhone7/7Plus以降はボリュームダウンボタンと電源ボタンを押し続けます
5.電源ボタンから指を離しホームボタンだけを押し続ける
これをすると画面は暗転しているのにiTunesでは認識されている状態となります。
無事DFUモードに入れています。
暗転画面ではなくiTunesのロゴが入っている画面であればそれはリカバリーモードになっているので再度チャレンジしてみてください。

ただ、ここで気を付けていただきたいことがあります。DFUモードは復元のみができるシステムなので初期化して直すといった表現があっています。

なのでバックアップデータを取られていない場合はこれはされないほうがいいかもしれませんね・・・。
バックアップデータがあるのであれば一度試してみるのもありかと思いますが、あくまでも自己責任でされてください。

データ復旧というプランで復活できる可能性


当店ではデータ復旧といったプランもあります。
これは水没やリンゴループなどの起動不良状態のiPhoneの内部からデータを取りだすご内容のものです。
ただこれはリカバリーモードを使用する前であればご対応が出来るといったものです。
リカバリーモードの状態ですとロックがかかっている状態でもあるので復旧できないという形なんです。
なので当店でご対応をさせて頂く場合は予めお話をさせていただいたうえでご対応をしております。
こちらは1週間~10日ほどのお預かり期間がございますが、データの取り出しやiPhoneが起動出来る状態で返却できる可能性があるのでご相談いただければと思います!

まとめ


iPhoneが文鎮化してしまう恐れがあるリンゴループ。
急になってしまう可能性があるのでバックアップはこまめにされることをおすすめいたします。
いろいろな対処法がありますがリカバリーモード・DFUモードはあくまでも自己責任でしなければいけません。
Appleに問い合わせみてもアップデートや復元は自己責任というふうに言われてしまいますから・・・。

このリンゴループは基板側に問題がある場合はご対応が出来ないこともあるのでそれが一番怖いです。
アップデート失敗による状態だとクラッシュしてることもあります・・・。
それ以外であればご対応が出来ることもあります。

iPhoneX/XS/XS Max/XR iPadPro第三世代はfaceID機能が搭載されており、その部分の修理対応は出来ないのですがリンゴループの復旧自体はできる可能性もあります!

もしなってしまった場合はぜひ、ダイワンテレコム姫路店までご相談いただければと思います!

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