基本的にiPhoneを含むスマートフォンは、買い換えるたびにデータの引き継ぎが必要です。
これは以前の端末の状態に近づけて、快適に使うためには必要不可欠ですね。
10年前に比べ格段に進歩したソフトウェアの向上で、昔よりは簡単になったデータ引き継ぎ。
その分、やり方を間違えると全く別の端末かと思うくらい不便になります。
今回は、データ引き継ぎの方法ではなく、データ引き継ぎの際に移行できるデータと以降不可なデータをスポットで紹介していきます
iPhoneには購入当初から搭載されているアプリがあります。
「プリインアプリ」なんていい方もしますが、最初から入っている基本のアプリと言ったほうがわかりやすいでしょう。
これらはAppleがiPhoneを使う上で便利だと判断したものが多く
・メール
・電話
・ウェブブラウザ(Safari)
・ユーティリティ(標準マップやコンパス、電卓、ヘルスケアなど)
・メモ帳
など多岐に渡ります。
これらの基本アプリは全てApple IDで管理されているため、古い端末と同じIDでログインした端末には標準でデータが移行されます。
逆に、以前の端末と違うApple IDでログインした端末にデータを自動以降することは難しいので注意が必要です。
なので、まずは
・自分で登録、ログインを行ったApple IDとパスワードを確認、覚えておくこと。
これが大前提になります。
当店にご来店頂く御客様の半数以上が「覚えていない」と仰られる要素なので要注意。
基本的に、ユーザーが自分で選んでインストールしたアプリのデータの扱い方は3通りあります。
・iPhoneのデータ領域を使用して保管されている
・iCloudサーバーに預けられている
・アプリの開発元が運営するサーバーに預けられている
このなかで「iPhoneのデータ領域に保管されている」ものに関しては、iPhoneのデータ引き継ぎの際に同期されている事が殆どですが、それ以外は注意が必要です。
たとえば「iCloudサーバーに預けられている」場合、iCloudの保存領域の都合で削除してしまっている事があります。
また代表的なのは「LINE」で、データを預ける場所はiCloudですが、データとユーザーを紐付けしているのは「LINEのIDとパスワード」という場合もあります。
また「アプリの開発元サーバーに預けている」場合、引き継ぎコードの発行や引き継ぎ設定の施行、アプリ内で設定したIDとパスを入力、もしくはiPhone標準機能のGame Centerと同期している場合もあります。
更にややこしい要素として…
iPhoneに登録しているApple IDとApp Storeで使用しているIDが違う場合もあります。
これは古くからAppleのサービスを使用している方に多く、この場合引き継ぎが物凄く困難になりますので…その辺りも要チェックですね。
とにかく、データを消したくないアプリに関しては
・アプリがどのようにデータを管理しているか
・引き継ぎに必要な要素の整理
この2つが重用になります。
詳しい人にやってもらえばよくない?
もちろん、データはユーザーのものなので「人に任せればいいや」
なんて考えでいるのはッ絶対にやめましょう。自分のデータを守れるのは自分だけです。
データ移行が便利になり、だれでもパソコンを必要とせず、iPhone単体で引継ができる世の中ですが…
だからこそ、ユーザーが自分でデータ引継を行うために必要な要素の整理が最重要課題になります。
引き継ぎがどうしても出来ない…そんなときは一度御相談下さい。
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