リンゴループ(端末再起動)の直し方について
こんにちは、赤羽店のリンゴ師匠です。
iPhoneを持っている方は、一度は経験があるリンゴループ。端末が再起動を繰り返すことを総称してリンゴループと呼ばれています。名前はカワイイですが、動いてなんぼのスマートフォンが起動しない、しかも忙しい時に限って!!iPhoneは電池をその場で外してリセットや、強制終了はできない上、電池も簡単には取り出せません。
先日、修理したお客様のiPhoneは、まさかの起動時にリンゴがオレンジ色!!よく見れば、ナイトシフトがONの状態だったのですが、液晶が異常を起こしていて必要以上にオレンジだったことが判明したのは、池袋の佐久間さんに電話した後だったことはさておき(笑)こちらの回避、復旧方法について書いてみたいと思います。
まずは、リンゴループについてもう少し詳しく。
iPhoneやMacBookなどを起動する際に、リンゴマークがでたままで固まってしまう(フリーズ)し、起動画面から先に進まずいつまでたってもリンゴとにらめっこになってしまい、iPhoneが起動できない、MacBookが起動できない、操作できなくなってしまうことを意味します。あまり聞きませんが、Appleマークフリーズやリンゴマークループ、Appleループなどと呼ぶ方も一部いらっしゃるようです。
では、どういった原因でiPhoneがリンゴループになってしまうのでしょうか?お客様からもお問い合わせをもらったり、知人からも聞かれることが多いのでご説明してみます。
おおむねのリンゴループはこちらで回避できる可能性が高いのでお試しください。
iPhoneリンゴループの原因
iPhoneリンゴループの原因
概ねこの5つが多いのではないでしょうか。
その①iOSのアップデート失敗
その②容量が一杯で、ストレージを整理していない
その③電源が完全に切れていないのに電源を繰り返しいれる
その④そもそも、起動ファイルが壊れている
その⑤脱獄による暴走り
iPhoneリンゴループの原因
その①iOSのアップデート失敗
自動的にアップデートを行うことも多いiOSですが、夜間に自動で行ったり気が付いたらアップデートしていたなんてお客様も最近は多いです。この時に、失敗してしまったり最悪電源がおちてしまうなんてことも。アップデートの前にバッテリーの残量をある程度は確認してくれてこういうことが起こらないようにはなってきていますが、バッテリーの弱っているiPhoneでは急に電圧が下がって落ちてしまったりということは5S、6、6Sあたりの機種であれば起こりえる話です。
iPhoneリンゴループの原因
その②容量が一杯で、ストレージを整理していない
もー、写真を撮ったら入れっぱなし。こんな方が多いのではないでしょうか?私の場合は、Dropboxというアプリを利用しており、2TBの契約をしています。家族で共有していますが、仕事のファイルや写真をクラウドに自動保存しています。最近のアプリはサイズも大きくなってきているので、Lineも今見たら1.04GB、Clipboxは9.85GB、ビデオは11.04GBとだいぶパンパンになってきていますね(笑)もちろん、定期的にバックアップと不要アプリの整理はしていて常に50GB/64GBで使っています。これが、62GB/64GBとか、カメラ起動しても動くまで2秒くらいかかったりとか。いわゆる重い、もっさりするなんて時にアップデートしてフリーズした後にiPhoneのCPU人間でいう脳ですね。頭がいっぱいになって起動できない
iPhoneリンゴループの原因
その③電源が完全に切れていないのに電源を繰り返しいれる
調子が悪いので、再起動をしたときに良くパターンです。特に、データが多くなってきてアプリの調子が悪い時や、重くなってきてつい携帯屋さんや知人等から再起動を勧められたりするとやってしまいがちです。こういった機械って、見た目は小さいですが本当にパソコンと一緒で、電源を入り切り沢山するだけで調子悪くなってしまいますよね。じっと、待っていただくことも大事です。
iPhoneリンゴループの原因
その④そもそも、起動ファイルが壊れている
この状態になると、もう手のつけようがありません。ある程度専門的な知識や作業が必要になると思います。
iPhoneリンゴループの原因
その⑤脱獄による暴走
これは、知っている方や実際に行っている人のほうが少ないのではないでしょうか。私自身も数回行ったことがあります。iPhone4Sとか5の頃でしたかね。待ち受けのアイコンの位置を自由に動かしたり、アプリもサードパーティーの物で結構楽しめた記憶があります。しかしながら、アップデートが多くなってくるとその都度いろいろな恐怖にかられます。もちろん、バックアップをしておいたので脱獄状態からフルリセットして再セットアップ後にバックアップから通常の状態に戻しました。
では、実際に復元方法について書いてみたいと思います。
A iPhoneの電源再起動
通常の再起動と異なり、まずは強制終了します。ホームボタンとスリープボタンを同時に長押しして強制終了します。この後、10分程度何も触らず放置してください。中の電気を完全に放電させます。その後、電源ボタンをゆっくりおして再起動してみましょう。
ポイントは、強制終了して慌ててすぐに立ち上げないことです。
B セーフモードでの再起動
パソコンに明るい方であれば、セーフモードを使ったことがあるかもしれませんね。iPhoneの場合もほぼ一緒です。いわゆる診断モードで購入時と同じ状態で起動させます。自分で入れたアプリなどは無効にしてiOSと起動に関するシステムのみが動きます。これにより、リンゴループの回避ができることが多いです。こちらの方法は、音量ボタンの+をま押したまま電源を入れます。リンゴマークが出ている間は+ボタンは押したままです。問題がなければ起動してきますので、パスコードを入力して復帰出来たら直ぐにiTunesでバックアップを取りましょう。
セーフモードからの回復は、再度電源を普通に切って、いつも通りに電源を立ち上げてあげるだけです。
どうでしたでしょうか?これでもダメな方で赤羽、王子、板橋、川口近辺の方は、どうぞ当店にご来店ください。できる限りのフォローをさせていただきます。
お読みいただいてありがとうございました。
赤羽店
115-0045
東京都北区赤羽1丁目16番3号太洋ビル 2F
03-6903-8773