バックグラウンドのアプリを終了してはいけない

バックグラウンドとは、アプリを画面上で操作していない状態でも

画面の裏側（バックグラウンド）で起動しているアプリの事を言います。

バックグラウンドアプリの表示方法は機種によって違います。

【ホームボタンのある機種】（iPhone 8やSE2など）

ホームボタンを素早く2回押します。

【ホームボタンのない機種】（iPhone Xや11～14など）

画面下部から上方向へスワイプし、途中で指を止めて指を離します。

すると画像のようにアプリがカードのように重ねて表示されます。

そして、終了させるアプリの画面を下から上にスワイプします。

するとアプリが消えるというわけです。

いわゆるこれが「タスクキル」です。

切り方を紹介しておいてなんですが(笑)

切らない方がいいです！

なぜなら、ずっとアプリをバックグラウンドで起動している事よりも

アプリを起動する瞬間の方がバッテリーを消費するからです！

アプリって切ってもまた数時間後や翌日にはまた使いますよね？

1ヶ月以上使わないアプリに関しては消した方が良いと思いますが

頻繁に使うアプリほど、バックグラウンドでは消さない方が良いというわけです。

Appleの公式サイトでもこのように書いています。

『最近使った App を表示する際、これらの App は開いているわけではありません。マルチタスク画面で選んで切り替えられるように、スタンバイモードになっています。App が反応しなくなった場合に限り、強制終了してください。』

つまり、アプリに不具合がない限りは終了しない方が良いということですね！

ではなぜバックグラウンドのアプリを切った方が良いイメージがあるのかというと

実際に昔はその方が良かったからです。

ただ今はiPhoneの性能があがり

ほとんどバッテリーを消費することなくバックグラウンドで起動する事が可能となった為

、タスクキルの必要がなくなったというわけなんですね！

例えば家庭用のエアコンなども

昔は一晩中つけていると恐ろしく電気代がかかりましたが、

今のエアコンは省エネですので、つけたり消したりするより、一晩中つけておいた方が電気代が安いですよね！

それと同じです！

バックグラウンドのアプリはそのままで良いといっても

位置情報やバックグラウンド更新については注意が必要です！

これらをすべてのアプリに対して常に許可しているとバッテリーが消耗してしまうので

設定からひとつひとつのアプリをチェックして頻繁に使うもの以外はオフにしておいた方が良いでしょう。

この辺りの詳細についてはまた別に機会にお話させていただきます！

いかがでしたでしょうか？

バッテリーを節約しようと思ってやっていたタスクキルが

逆にバッテリーを消耗させていたなんてショックですよねー！

今からでも頻繁に使うアプリは消さずに使い、iPhoneを長く快適に使いましょう！

それではまた次回お会いしましょう(^^)