iPhoneのバッテリー膨張ではまぐり状態に？

１　バッテリーの劣化

iPhoneで使用されているバッテリーはリチウムイオン電池というものを利用しています。
特徴としては小型・軽量で環境負荷の少ない材料を用いて作られているものです。
リチウムイオン電池は長年の使用などで劣化が起こると内部の電解質が酸化することでガスが発生し膨らんできます。
今回の写真がまさしくそう。ガスが膨らんできてますよね。ちなみにガスを抜いても変なにおいが出てくる、可燃性ガスのため火の元には注意です・・・
iPhoneの 充電回数は約800回、年数でいうと約2年 という形で当店ではご案内しております。

２　アダプターやケーブルなどの不具合

充電時に使用するアダプターやケーブルの不具合もiPhoneが膨らむ原因の一つです。
ケーブルの断線やアダプターの故障により、適切な電流が流れない場合、バッテリーに負担を与えてしまいます。
また格安なライトニングケーブルも中のICチップが偽物という可能性もあり、充電に影響を与える場合も。

３　衝撃によるバッテリーの破損
iPhone自体を落下させてしまった際の衝撃でバッテリーが破損・変形などを起こしてしまうと、一部分に圧がかかってしまうことから、正常な働きができなくなり、その結果バッテリーが膨らんでしまうということも考えられます。

１　充電中は使用を控える

充電しながらの使用は消費と充電を繰り返すためiPhoneが熱を持ちます。充電しながら動画を閲覧したりアプリでゲームをしたりなどを行うとバッテリーに負荷を与える為、充電しているときはなるべく触らないようにすると負荷も少なくなります。

２　充電ケーブルは純正品を使用する

Appleの純正品や「MFI認証」と記載されたケーブルを使用する事が大事です。その商品は「Apple公式認定品」であることを示します。大手コンビニで販売されているものはケーブルの長さや耐久には何とも言えないところはありますが、MFI認証を取っているので問題はないです。
しかしながら、前述した格安のライトニングケーブル、100円ショップなどで充電のみに特化したケーブルを常用した場合、本体が破損してしまう恐れがあります。
全てが全てと言う訳ではありませんが使用するのであれば　純正品・認定品　の使用　をお勧めします。

３　あまりにも寒暖差の激しい場所での使用は避ける

iPhoneの本体自体及びバッテリーは熱に非常に弱いです。
寒暖差の激しい場所、湿気が多い場所での使用はバッテリーの劣化を早めます。
新しいiPhoneにデータ移行が終わり、予備機として保管する場合は気温・湿度が適切な場所が好ましいです。

実はiOSのアップデートで「はまぐり化」を防げる場合もあります。

iOS11.3以降は、このパフォーマンス管理機能が改善され、突然のシャットダウンを防ぐためにバッテリーヘルスが表示されるようになっています。

設定をひらいたのち、バッテリーの項目をタップ。

さらにバッテリーの状態をタップすると、一番左の状態に。
これでバッテリーヘルス（健康状態）が確認することができます。

写真上では、「100%のパフォーマンスを発揮できています！」との表示がされていますが、バッテリーは経年劣化していきます・・・・人間と同じように動いていくうちにどっかにガタがくるのと一緒です。

当店ではバッテリーヘルスが　85%になった場合はもうそろそろ交換、80%以下になったら必ず交換したほうがいい　 とのご案内をしております。
当店ではバッテリー交換は最短15分にてご案内可能ですので、隣のおそば屋さんでごはんを食べている間などでもかまいません。５～Xまでであれば常時在庫しておりますため、お気軽にお問い合わせくださいませ。