iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
Microsoftは先月、写真から表を認識し、iOS版のExcelに取り込む機能を追加しました。
これはAndroid版に次いでの導入で、すでに機能としての発表とAndroid版での運用は行われていました。
この機能によって、わざわざ紙上の表を手打ちで作り直す手間が省かれます。
写真を表として取り込むにはまず、[画像からデータを挿入]をタップし、撮影を行います。
画像のように、表が赤い枠線に囲まれたらそのサイズを調節し、撮影します。それが自動的に処理され、Excel上の表として変換されます。また取り込みの際に問題修正の為のメッセージも表示されます。
今回の機能追加に関して、AIを活用した高度なOCRテクノロジー、レイアウト理解技術、また機械学習モデルを組み合わせ、アナログデータのデジタルデータ化を実現したと公式リリースで述べられています。
※当機能の対象者はOffice 365サブスクリプションのユーザーのみとなります。
昨今では写真からデータを取り込む機能はiPhone・Androidを始めさまざまな端末で発展してきています。探してみれば簡単にスキャンアプリが見つかりますし、その多くは無料にもかかわらず質の高いサービスを提供しています。個人的にはCamScannerというスキャンアプリを利用しているのですが、改めて検索すると続々と新しいアプリがリリースされているようです。
この度の機能は、新しいアプリではなくExcel内に追加されたもの。つまり写真から取り込みテーブル化した直後から容易に編集が可能という事です。業務内で大量のアナログデータをデジタルに変換しなければならないという方も、この機能を活用すると作業の革新的な効率化につながるかもしれません。
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