2018年12月4日、ソフトバンクとYahoo!Japanによるスマホ決済「PayPay」がサービス開始となりました。
既に予告され話題となっていた「100億円あげちゃうキャンペーン」が同時にスタートしています
12月4日からの対応を明らかにしていた、コンビニ大手のファミリーマートやヤマダ電機等に加え、対応時期を未定としていたビックカメラ、ソフマップ、コジマの215店舗から成る「ビックカメラグループ」や、上新電機の「ジョーシングループ」全店でも12月4日からの参加が決まりました。
さらに、Yahoo!ショッピングやヤフオク、LOHACO等のオンライン決済でも利用可能となる等、利用可能先が次第に充実しつつあります。
今後も、参加を表明している店舗が数多くあり、大きな勢力となる事は間違いなさそうです。
「PayPay」の人気を押し上げている最も大きな要因と考えられるのが、サービスインと同時に開催されている「100億円あげちゃうキャンペーン」です。
これは、「PayPay」を利用して購入・利用した代金の20%を漏れなく還元すると言うもので、月間最大25万円(還元額で最大5万円)まで還元を受ける事ができ、さらに、40回に1回の割合で100%還元も当たるという大規模なキャンペーンです。
例えば、ビックカメラでの買い物の場合、「PayPay」の決済カードに還元率1%のクレジットカードを設定してあり、「PayPay」の20%還元と通常のショッピングに対しての8%のポイント付与を併せると、なんと29%もの割引・還元が受けられる事になります。
例えば、東京オリンピックを再来年に控え、欲しいと思っていた20万円の4Kテレビが、実質12万円ほどで購入できる事になります。
「PayPay」のご利用はこちらから
買い物の全てに代金の20%を還元するという思い切ったキャンペーンは、当然のように大きな話題となっており、利用可能店として12月4日を迎えた各店舗では、多くの利用者が「PayPay」での支払いを選択した結果、一部で利用しづらくなったり、障害による二重決済が発生するなどの混乱も見られました。
ソフトバンクとYahoo!Japanが用意したシステムは相当な規模である事が容易に想像できますが、それでも利用しづらくなると言うのは、如何に「PayPay」とそのキャンペーンが支持されているかを物語っているようです。
筆者はふと考えたのですが、家電20%還元のお得感は、なかなかスマホに換えようとしないガラケーシニア層のスマホ切替えの良いきっかけになるかもしれないと思いました。しかも、そのスマホも家電量販店で購入すれば29%還元で子供世代の負担も軽減されるおまけ付きです。
「100億円あげちゃうキャンペーン」は100億円がなくなるか、来年3月31日までです。
渋谷店
150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目2−1しぶちかショッピングロード
03-6416-0622