iPhone修理のダイワンテレコム梅田店です。
ベンチマークテストアプリの「AnTuTu(安兔兔)」がiPhone XSのテスト結果を公開し、スマホ史上初めて30万点オーバーを記録したとちょっとしたニュースになっていました。
筆者のiPhone XSもやっと手元に届いたので、記録的なスコアを記録した新型iPhoneのベンチマークスコア実測値はどんなものか、早速テストを行ってみました。
本来は測量に関する用語ですが、コンピュータの分野においてはハードウエア・ソフトウエアの性能の指標であり、1つまたは複数のプログラムを実行した結果を「ベンチマークスコア」と呼び、同様の機種等の相対的な性能を示す指標として使われます。
スマートフォンの場合も同様で、ベンチマークスコアを計測するアプリを、ベンチマークアプリと言います。
「AnTuTu(安兔兔)」は、「GeekBench(ジークベンチ)」と並ぶ代表的なベンチマーク測定アプリで、中国で開発されました。GeekBenchが、CPUの処理能力を測定するのに対し、AnTuTuは、「CPUスコア」「GPUスコア」「UXスコア」「MEMスコア」の4つを計測する総合的なベンチマークアプリです。
こちらは、歴代iPhone、iPadのベンチマークスコアです。
これまでの最高スコアは、「iPad Pro 2nd」の274,352ポイントでした。
昨年発売のiPhone Xは222,744ポイント、iPhone 8 Plusは225,676ポイント、iPhone 8は210,534ポイントでした。
そして今回、AnTuTuが公開したiPhone XSのベンチマークスコアがこちら。
確かにトータルスコアで、30万点を超えています。
30万点を超えたのは、AndroidもiPhoneも含め史上初めての事だと言い、如何にiPhone XSのパフォーマンスが高いかをよく表しています。
これに対し、先日届いたばかりの筆者のiPhone XSの実際の計測スコアがこちらです。
トータルスコアは、30万点には届きませんでした。各スコアともかなり下回っています。
それでも、歴代のスコアとの比較では、iPad Pro 2ndを抜いて1位のスコアでした。
しかし、この結果には納得がいきません。
そこで、「メモリ解放」や「ディスクのキャッシュ消去」などを行い、機体のコンディションを整えてから、再度計測してみました。
すると、見事に30万点を超えるスコアが計測されました。
AnTuTuによる36万点には及びませんが、当然、歴代1位のスコアとなっていました。
ベンチマークスコアは機体のコンディション等に影響を受けますので、様々なアプリをインストール済みで日常的に使用する状態では、ベストスコアまでは出ないのかもしれません。
それでも、32万点のスコアは満足です。
今回は、総合ベンチマークスコアで初めて30万点を超えたiPhone XSのニュースと、自分の手元にあるiPhone XSのベンチマークを実測してみました。
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