iPhone6S以降でSafari広告ブロック機能が始まる!

[公開日:-1/11/30]
筆者: 新宿本店

(画像元:https://www.flickr.com/photos/janitors/10575745855/)

今年の5月頃からいろんなメディアで騒がれてきた情報で、iPhone6S(iOS9)からSafariに広告ブロック機能が搭載されるというニュース。

iOS9をインストールからスタート

iPhoneでSafariを使ってブラウザ閲覧をするとき、Adwordsやアフィリエイトなどの広告でブログやニュースが尋常じゃなく見づらかったわけですが、ついにこれらの広告がブラウザから消えてくれるというユーザー目線でいえば最高の機能です。 私自身もこの機能が待ち遠しく、楽しみで仕方ないです。ちなみに、iPhone6Sを買わなくてもiPhone6Sの発売と同時に提供されるiOS9をインストールすれば、この機能は使えます。

そこで、ブログやニュースメディアを運営している人たちから様々な声が出ています。ただし、もちろん日本の膨大なiPhoneユーザーが広告を閲覧しなくなったら、googleから広告費をもらってWebメディアを運営している人は、メディアの運営ができなくなってしまうかもしれない。だから、この機能によってどんな影響が出るんだ!?という憶測が錯綜しているんです。

  • ”間違いなく影響は大きく広告費で運営するメディアは消えてなくなる”とか・・
  • ”広告ブロック機能を使うユーザーはおそらく一部に限られるため影響は一部だ”とか・・

データの通信量が50%以上削減される?

ちなみに、今回実装するとされているこの広告ブロック機能を使うとデータの通信量が50%以上削減されてページを読み込む速度が3〜9倍も高速化されるとされています。
コンテンツブロックアプリ「Crystal」(Crystal Benchmarks — Murphy Apps)

iPhoneの契約プランで、毎月のデータ通信制限量が5Gで収まるだ収まらないだでヤキモキしているユーザーや、格安SIMでiPhoneを使いたいというユーザーの割合は少なくないことを考えると、広告ブロック機能を使うユーザーはかなり多いと思います。

私自身、ひと昔前に大手アフィリエイトのサービスプロバイダで働いてました。 アフィリエイトが急成長した後には、強引な被リンクで集客を図るSEOが広告の主流となったとき、会社の株価がとんでもなく下落していきました。
でもアフィリエイトはそのまま衰退しませんでした。衰退したのは、SEOで収益を上げていた会社。SEOで成長する会社は、被リンクによるSEO効果がGoogleから完全に排除されてしまい、SEOだけで収益を上げる会社はなくなりました。(これによってアフィリエイト会社は業績を大幅に戻しました)

今回も、この広告ブロックによって何かが起こる、とそんな気配がしています。

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