こんにちは。
iPhone修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
マイクロソフトが提供するインターネット電話サービスである「Skype(スカイプ)」にて、専用アプリのダウンロードやアカウント作成をしなくとも、ブラウザでビデオ会議を作成できるようになりました。
対応ブラウザはGoogle ChromeとMicrosoft Edgeとなります。
スカイプは従来ではアプリをインストールし、アカウントにログインしなければ機能を利用することができませんでした。
Skypeは現地時間4月3日より、ワンクリックでビデオ会議が開始できるWebページを公開しました。
Webページでは「ビデオ会議を簡単に、サインアップやダウンロードは不要」としており、共有用のリンクをワンクリックで生成し、ビデオ会議を含めあらゆる機能を自由に利用できるようになっています。
また、会議のリンクに有効期限はないためいつでも無制限に利用できます。さらに会議通話は無料、サインアップ不要、ダウンロード不要としています。
実際にSkypeのWebページから会議を作成したところ、アカウントを持っていなくても20秒ほどあればビデオ会議が行える状態まで進むことができました。ビデオ会議ツールとしては驚異的な手軽さです。
・通話を記録し、保存して後で確認できる
通話を記録し、後で見直すことができます。記録は最大で30日間保存されるようです。
・通話に参加する前に背景をぼかす
外出先にいる場合や、ビデオ会議の準備時間を取れなかったとしても、背景ぼかし機能で、プライバシーを守ることができます。
・画面共有機能も搭載
プレゼンテーション、資料、デザインなどを会議通話中に簡単に共有することができます。
もちろんチャット機能やファイル共有機能、招待機能もあるため、ウェブ会議に向いています。
画像はWindowsのGoogle Chromeになります。
会議の作り方
1.Skypeにアクセスし、「無料の会議を作成」をクリック
2.「通話を開始」を押すと会議を作成できます。
「招待を共有」を押すと、会議のリンクをOutlookまたはGmailで送信できます。また、リンクをコピーして直接リンクを共有することも可能です。
3. 会議を作成するか、招待URLにアクセスすると参加確認画面になります。
「ゲストとして参加」すると、アカウント・サインイン無しでビデオ会議に参加できます。また、「サインインまたは作成」をクリックするとアカウントにサインインして参加することも可能です。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、世界中で人々の働き方が変化し、テレワークや在宅勤務などを積極的に取り入れる企業が多くなっています。
そのためビデオ会議・ビデオ通話の需要は大幅に増加しています。
それに伴い、米Zoom社の提供するビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」の利用者が急増しており、企業などにおいても採用される例が多くなっているようです。
テレワーク・在宅勤務の需要から「Zoom」に利用者が集中したのは、その手軽さ故です。
無料で利用でき、共有アドレスを伝えるだけで複数人で同時に会議が可能。パソコンの画面を共有できる機能やスマートフォンでも利用できる…という利便性を実現している会議アプリはほかに多くなく、爆発的に利用者を増やしました。
しかしながら4月現在「Zoom」は多くのセキュリティ上の脆弱性が指摘されており、Zoom社のほか、日本の内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)においても注意喚起がされています。
特に大きな問題となっているのは、ZoomBombing(ズームボミング)と呼ばれる荒らし行為です。
Zoomではビデオ会議のデフォルト設定がほとんどパブリックと呼んでもいいほどで、第三者が容易にビデオ会議に参加することができます。
これを悪用して、画面共有を乗っ取ったり、通話を荒らしたり、適切でないチャット・画像を送信するなどの行為がズームボミングと呼ばれます。
ズームボミング以外にも、アップルの「Mac」でZoomを起動するとマイクやWebカメラが乗っ取られる可能性がある、などの脆弱性が報告されています。
Zoom社のCEO、ユアン氏は安全性とプライバシー保護の問題を解決するべく安全対策を行っているとしています。
従来のSkypeはZoomと比較して、音質や通信するデータ量、通話の安定性などの面でやや遅れを取っており、Zoomが普及した裏側にはそのような事情も存在していました。
しかし、新たに公開されたブラウザ版Skypeは、「アカウント登録がいらない」「サインインする必要がない」という点でZoomに先行しています。
また、Skypeは無料で全ての機能が解放されています。一方でZoomは無料版だと3人以上の会議に40分の時間制限が設けられているなど、無料版にある程度の制約が存在します。
ズームに比べると企業のオンライン会議向けの機能は劣りますが、手軽さという点では「Skype」という選択肢が今熱いのではないでしょうか。
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