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Appleが発売する完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」は特徴的なフォルムと気軽な使用感から、後続の「AirPods Pro」が発売されてからも人気を集めています。
しかし、そんなAirPodsにまつわる衝撃的なニュースが中国から報じられました。
AirPodsを装着して通話を行っていたところ、突如として爆発したというのです。
モバイル製品が突然爆発する…というニュースでは、2017年に話題となった「Samsung Galaxy Note7」の爆発が記憶に新しいですが、イヤホンが爆発というニュースは稀有な例ではないでしょうか。
5月19日、中国の鄭州に住む唐佩(タン・ペイ)さんがAirPodsを着用して電話をしていると、突然右耳に装着していたAirPodsが爆発し、その場で気を失ったといいます。
10分後に目を覚ました唐佩さんは顔の右半分と右耳に強い痛みを感じ、耐えかねず鄭州大学附属病院にかけこんだところ、右耳の皮膚裂傷が見つかり治療が必要な状態だと診断されました。
抗炎症薬や痛み止めによる治療を2日間行い症状は落ち着いたものの、痛みと聴力の低下は続きました。
再度病院にいき診てもらったところ、右耳の耳腔と耳道に裂傷が残っており、また軟骨のヒビ割れと鼓膜内のうっ血が見つかりました。
その後も治療は続いているということです。
唐佩さんはこのAirPodsをApple提携のストアから1,276元(約19,360円)で購入したと中国メディアに対して証言しており、偽物の可能性は低そうです。
さらにAppleはこのニュースについて、問題となったAirPodsを回収し調査を行うと明らかにしており、今後の展開が気になるところです。
仮にAirPodsの爆発が品質上の問題であった場合には、損害賠償の請求に発展する事件となる可能性が高そうです。
通常、イヤホンは振動板を振動させて音を出す構造となっており、この構造自体が爆発する可能性はほとんどないと考えられます。
そのため、この度のAirPodsの爆発はバッテリーに起因するものだと考えられます。
AirPodsにはスマートフォンに採用されているバッテリーと同じ「リチウムイオン電池」が採用されており、このリチウムイオン電池は強い圧力や衝撃を受けることで発火する危険性を持っているために、今回爆発したAirPodsにもなんらかの圧力がかかっていた可能性もあります。
リチウムイオン電池は爆発騒ぎで話題となった「Samsung Galaxy Note7」にも採用されており、その際にはバッテリーの構造上の欠陥が指摘されていました。
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